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『水都百景録』を楽しもう!「御猫と錦毛鼠」
「阮籍と嵆康」はまたも休んで百景ガチャネタです。
猫と鼠
展昭と白玉堂は『三侠五義』から。実在した包拯は猫おじさんとして実装済みですね。
猫おじさんの持っている本物ではない「御猫」実装はいつ? 今だよ! ということで、あだ名が「御猫」の展昭実装です。
展昭は皇帝から「動きがまるで朕の飼い猫みたい」と褒められたことから二つ名が「御猫」に。そして二つ名が「錦毛鼠」の白玉堂はそのことから彼をライバル視するようになったのでした。
人物選択の幅
舞台は北宋なのだけれども、清代の『三侠五義』からの選択ということで、これは面白いかもしれない。というのも、世界観が明代までなので、清以降の作品人物はどうなるのかと思っていたけれども……
作品の成立が清以降でも
劇中の時代軸が明代まで
ならばアリかな? じゃあたとえば金庸はどうかというと……それはどうなのか。古典ではないからダメかな。
『紅楼夢』とか『聊斎志異』はどうなるんでしょうね。
展昭の目の色
よく見ると展昭は目が青い。鄭和もちょっと髪の毛と目の色が淡いんですね。
これが中国史のおもしろさに思えます。中国とは何か? その範囲は? 文化は? まるっと飲み込んで大きくある姿。そういう中国史の特色みたいなものが、随所から感じられていいと思います。
素敵だなあ。
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