絵本でイランの今に触れる~1. Cafe & Gallery Patina in 成増~
東京の最高気温39度を記録する8/2の午後、「アリババと40人のとうぞく原画展」に行ってきた。場所は都内某所で開催されているという。
東武東上線と地下鉄有楽町線が乗り入れた東京の西の端、板橋区・成増駅。住宅街を7分ほどテクテクと進んだ先にある古い団地を改装した部屋の一角に、カフェ「Cafe & Gallery Patina」があった。
Cafe & Gallery Patina
日本にあるまじきエメラルドグリーンに塗り替えられた外壁がまず目を引く。海のない成増に、こんなに鮮やかで爽やかな色をもってきた度胸が凄い。
勢いのある草花が生い茂る小さなポーチが、ブルーの外壁にマッチしている。「異世界的な何か」を予感させてくれる、日常と非日常の境界。決してお洒落エリアではない板橋区の住宅街に、こんなにユニークなカフェがあるとは驚いた。
ガラス張りの引き戸を開けると、三角屋根の形に切り取られた厨房が目に入る。手前にはオーダーをするためのカウンターがあり、左を向くと飾り棚があった。棚にはアクセサリーや絵本が並んでいる。
さらにその奥は、三角屋根風に扉をぶちぬいたカフェ空間が広がっている。ポーチに面した大きな掃き出し窓から日差しがたっぷりと入り、とても居心地が良さそうだ。そしてカフェ空間をぐるりと回るように、壁には原画が飾られている。
早速飲み物とケーキをオーダー。
事前にサイトを見たときから頼もうと思っていた「にんじんケーキ」をオーダー。僕はキャロットケーキが好物なのだ。
上にアイシングがのっていることを期待したが、残念ながらそれはなし。花柄の皿とよくあう、ふんわりとやさしい味のケーキであった。
カフェについてはこのくらいにして、次回は「原画展」の紹介です!