💫🚃『銀河鉄道の夜』🎞✨
秋の夜長に触れたくなる物語です。
映画『銀河鉄道の夜』予告（YouTube）
監督： 杉井 ギサブロー
原案：ますむらひろし
音楽： 細野 晴臣
1985年のアニメ映画で、宮沢賢治不朽の名作の映像化作品。公開当時、映画館で何度も観ました。そして、今もほぼ毎年この時期になると見返しています。
登場するそれぞれのキャラクターにそれぞれの「一つの幸い」があって、それに至るための道筋は決してみんな同じではないと言うことをジョバンニとカムパネルラの旅から感じました。
原作は勿論だけど劇中にもあるシーンで交わされるセリフがあるのですが、
燈台守「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでも、それがただしいみちを進む中でのできごとなら、峠の上り下りもみんなほんとうの幸福に近づくひとあしずつですから。」
この会話のくだりとさそり座の話しが好きですねぇ〜(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)今でもずーっと心の中に…
夜に鈴虫の声を聴きながら観るのがとても良いのです( ˘ω˘ )…原作に漂う雰囲気とますむらひろしさんの描くキャラクターがとてもよくマッチしていて一気に作品の世界に浸れます。
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音楽もこの映画の世界観を構成する重要な役割を担っています。
Apple Music
The Original Soundtrack
The Original Soundtrack
Special edition
この作品(原作)はタイタニック号の悲劇に触発され書かれた物語ですが、担当された細野晴臣さんの祖父である細野正文さんはその時の日本人唯一の乗客であったそうです。
その悲劇をなんとか生き延びることができ、命を繋ぎ、いまの細野晴臣さんがいる。そしてタイタニック号の悲劇に触発され書かれたこの作品の映画化で音楽を担当しているというのはある意味で奇跡と言えるかもしれませんね。
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※下に貼った記事はこの映画作品の解説と細野さんの関わりが分かりやすく書いてあります。
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銀河鉄道の夜 [DVD]
ますむらひろし版宮沢賢治童話集
銀河鉄道の夜―最終形・初期形
〈ブルカニロ博士篇〉
※Kindle版電子書籍も有ります。
銀河鉄道の夜 他十四篇 (岩波文庫 緑76-3)
自分が今所有している岩波文庫版は1986年2月10日発行の第43刷です。当時定価300円だったんですよねぇ〜これ、いま3倍って…(*´-`)
そりゃ、まーねぇw
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岩波文庫巻末の「読書子に寄す」、結構アツイ文章で好きです。