K-FILES【ア・デイ・オブ・カブキアクター】

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K-FILESは原作者コメンタリーや設定資料等を含んでいます。
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【ア・デイ・オブ・カブキアクター】はカブキスレイヤーの処女作である。以前より歌舞伎役者が出てクソコテをどうにかするスクリプトの作成はしていたが、執筆当時に何らかの天啓を受けニンジャスレイヤーとのコラボ二次創作を書くに至った。時系列においては必ずしも最初ではなく、カブキニストは既にニンジャでありコウライヤCEOである。タイトルの通りカブキアクターのとある一日の抜粋に過ぎないのだ。

1作目ではあるが、カブキアクターが出て殺す・ぴるすが出て死ぬという根底部分は既に完成しており、またぴるす製造プラントやコウライヤに関する設定も既に組み上がっている。その一方で文体などにはニンジャスレイヤーというよりもスクリプトに近い部分も見受けられ、改定前の文章ではユカワプラントなる物も登場するが以降でその存在は見受けられない。

主な登場ニンジャ

プロヴォケイター / Provocateur:ぴるす保管施設において自然発生的にニンジャソウル憑依を起こした野良ニンジャぴるす。自由を求めぴるす達を扇動し、施設脱走を目指す。ウラミニンジャ・クランのグレーターソウル憑依者であり、ポゼッション・ジツにより他人のニューロンをハックする。特にぴるすに対してはニンジャソウルを含めて完全に転移することも可能。他者のニューロンに介入し操作するニンジャクランは複数存在するが、ウラミニンジャ・クランもその一つである。

メモ:
「ア・デイ・オブ・カブキアクター」はカブキスレイヤーの全ての始まりと言って過言ではない。匿名掲示板をただ眺め、時に思い付きのスクリプトを上げる程度であった自分が何故あの時、歌舞伎役者がクソコテを成敗するスクリプトとニンジャスレイヤーをミックスしようなどと考えたのかは今となっては定かではない。別に少し前からニンジャスレイヤーを読みはじめ熱に浮かされたわけでもなく、本当にミューズが天より舞い降りた…天啓を授かったとしか言いようがない。そしてもしも今作が0レスで落ちたりしていれば続編を書くことも無かっただろうし、その点でも始点と言える。

ニンジャスレイヤーのスクリプトを匿名掲示板で書くに当たって真っ先に考えなければならなかったことは「字数」だ。とても長いスクリプトを投稿しているような匿名掲示板もインターネット上にはあったが、私の見ているところは違った。また、スレッドが消えるまで短いためスクの書き込みで時間を使う事も極力避けたかったんだ。それに初回で初めて見るスクが長いと面食らって帰られてしまう可能性もあるから、文に凝るよりも前に皆をこのスクに慣れさせないといけなかった。

そしてもう一つ、スクリプトとニンジャスレイヤーどちらにどれだけ寄せるかという天秤の操作。…これは今でも私を悩ませている。現在ではニンジャスレイヤーの文体でスクの様な内容といった地点に一旦落ち着いているが、初期も初期である今作は読み返すとスクリプト側に揺れている部分も見受けられる。…でも、これはある意味では今作の味と言えるかもしれないね。

…そして、ここから「カブキスレイヤー」という一つの流れを他者にも伝播させたいという欲望が始まったんだ。


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