先週面白かった中国のテック企業の動向
“中国発のテスラ“BYTON拜腾”
中国南京に本部を置いてるBYTONがすでに全世界から注文を受け付け開始していて値段は4.5万USドルから、南京の工場ですでに生産体制に入っており、2019年末には市場に出す予定。95kwhのバッテリー板で520km走行が可能、スピード充電モードを使えば30分で80%に充電でき、さらに顔識別のカメラも搭載しており、近づくと自動でドアを開けてくれる。車内に長さ125mm×高さ25mmのディスプレイも搭載されている。
“中国の凄腕女性CEOが小型電気トラックを市場に投入”
中国広東省珠海市にある家電メーカ、格力(GREE)グループの女性CEO董明珠が投資した珠海のベンチャー企業“銀隆”が小型電気トラックを発表、すでにJD.comgが大量に購入していて、LOGOは梅の花をモチーフにしている。
今回この小型電気トラックを造るにあたって、董明珠自身の私財を大量に投じてるほか、かつて中国一の大富豪万达(Wanda)グループの“王健林”JD.comのCEO刘强东など合計30億人民元投資している。
最大走行距離→約500km、また独自開発した高速充電を採用しており充電速度も比較的早い。
トラックの大きさ→長さ5990mm×横幅2040mm×高さ2740mm
重さ→約2.5トン
搭載量→約2トンまで可能。
董明珠はいち社員から格力(GREE)のCEOまで登りつめた凄腕ビジネスウーマン、またXiaomiの雷军とライバル関係であることも中国で有名。
最大のライバルXiaomiが電気自動車を開発していると噂が飛び交っている中、Xiaomiより先に市場に投入した形になった。
ちなみに董明珠は2015年、Forbes誌のアジアビジネス界で最も影響力のある女性50人の第4位に選出されている、2017年中国の商業界で最も影響力のある女性第一位に選ばれている。
“Xiaomi2018年後半についにIPOか”
記事によると、XiaomiのIPOの日程はもう決まっており、2018年の後半になるとXiaomiの上層部がもらしているとのこと。
また雷軍がIPO時の価格を2000億USドルを目標にしているとのこと、ちなみにその価格はTencentとAlibabaの約半分の価格、Baiduの約2.5倍、JD.comの3.5倍になる。雷軍のXiaomi株持ち株比率は77.8%と言われている。
またXiaomiハウスを2018年に500店舗,2019年に1000店舗に増やすとのこと。
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