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フリーザ漫画賞表彰式 プッククン殿

今回の「冷蔵庫企画」にてフリーザ賞を受賞したプッククンさんの表彰式。この度は本当におめでとう!

冷蔵庫企画表彰式

フリーザ賞 受賞作品

表彰状

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定番の鳳凰賞状。本当は「俯瞰で描かれた美しい家電」って書いていたんだけど、何故かこの賞状メーカーソフト「俯瞰」って漢字書けないみたいで表現が変わった(笑)

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恒例の受賞者別オリジナルフレーム、こちらは金唐草ヴァージョン。受賞作以外でお地蔵さんの漫画が印象に残ったので、地蔵袈裟なんかで見られる文様を採用してみた。

プッククンさんとは?

今回のフリーザ賞受賞者は5名、3名は俺と相互フォローをしている顔なじみで、2名、プッククンさんとみおいちさんは今回の企画で初対面。そして全くの偶然だが、みおいちさんもプッククンさんも去年の4月からnoteを始めていて、ちょうど一周年の記事を書かれていた。

noteで初めて描いた漫画の話から、スキを集めたベスト3作品の紹介など。

…と、彼の作品や彼の作品への考え方はこの記事でわかるのだが、プッククンさん自身についての情報が少ない。実は彼はプロフィール記事を設定、公開していない。

実は漫画を描く人にはこういうタイプは時々いるっていうか、俺の相互フォロワーの漫画家さんもプロフィールは作っていない。あまり自分のことを語らず、こつこつ作品を上げていく職人気質、って個人的には好きだけど色々と疑問はある。

プッククン、という名前にまず戸惑った。「プックン」でなく「プッククン」? 意味的には「プック君」なんだろうか?と実は二度見した。

あと、都内在住の「漫画係」という肩書も二度見した(笑) 漫画描き、でもなく、漫画家、でもなく「漫画係」…? …うむ、ミステリアスな方だ。

あと家族構成はどうなんだろう? とりあえず受賞作品で、実家のご母堂が豆腐のぬいぐるみを冷蔵庫に入れるようなお茶目な人だということは判明。兄弟姉妹の有無はわからなかったけど、エッセイ漫画を読み進めていくうちに、とりあえずメダカを三匹飼っているということはわかった。

正確に言うとメダカ三匹とイシマキガイ一匹、ミナミヌマエビ十数匹。なんかメダカを飼っているというよりミナミヌマエビを飼っているというほうがメインな気がするけど、去年の情報だから今は比率がどうなっているのかは気になるところ。

プッククンさんのマガジン

プッククンさんはエッセイ漫画がメイン、これを読んでいくうちに彼の嗜好や日常的なことがいろいろわかる。漫画なので読みやすく、33本一気に読めた。特に俺的に面白かった作品を紹介。

気になっていた筋トレアイテムレビュー

あーこれこれ、腹に貼るだけで腹筋運動になるってアイテム、ジャンプの広告とかで見て俺も実はちょっと気になってた、男なら一度は腹筋とか瓦とか割ってみたいよな。

手がぶれてスマホが弄れない、とか実際使った人ならではの経験談。でもしばらくして使わなくなったってことは欲しい効果は得られなかったってことなんだろうか。Amazonレビューとか見ても、価格と振動は皆褒めているけど、実際これで腹が凹んだとか腹筋割れたって話はあんま聞かないんだよな…。

スーパーのレジ袋(の開封法)

俺もこれ苦戦するからすごく参考になった。最近コロナ対策でゆびを濡らす濡れスポンジは置いていない店が多いので、俺は牛乳や豆乳や豆腐等、買い物した賞品の中で水滴のある食材を触ってその湿り気をたよりに袋を開けるとかしてた。

プッククンさんのコラボ作品

また、プッククンさんはコラボ作品もある。他の方が書いた記事を10Pの漫画にするという、これがすごく面白かった。

エッセイとは違ってコラボだからか、ジャンプの登場人物のような髪型の主人公にしていたり普段の自画像と書き分けてある。俺も高校生の時、オーストラリアに交換留学したことがあって色々と共感、この大量のチーズとマカロニとか食卓で普通に出るのめっちゃわかるw 最後の引きのコマの作り方が上手すぎる。

原作の記事はこちら。こっちはこっちで画像やイラストの使い方とか文章のヒキに勢いがあって面白い。そしてここに気になる文章が。

第一回DiceKを笑わせろ選手権にご参加頂き、見事銀賞を獲得されたプッククンさんに僕のnoteをマンガをにしていただきました。

って、プッククンさんそっちでも銀賞とか獲ってたんかい。

今回のフリーザ賞といい、コンテスト荒らし状態。それでいて本人はいたって自然体で、ゆったりした日常の生活や食事事情の話などをコツコツ漫画にしている。

なんかこの焼きドーナッツすごく気になった。というのも俺子供の頃わたパチがすげー好きで、子供の頃「何かお菓子を買ってあげる」と親や友達の親に言われると必ずわたパチを籠に入れていた位。近年生産中止されたとかで寂しい、このドーナッツはわたパチの生まれ変わりかもしれないから今度探そう。

プッククンさんの総合印象

*丁寧な絵で漫画を描いている方。受賞作の冷蔵庫にしても賞状のモチーフになった地蔵漫画にしても、背景できちんと周囲の説明をしていて、影の入れ方や小物なども細部まで細かく描かれてある。独特の絵の可愛さもある。

*本人のキャラクターは至ってミステリアス。あまり感情を表に出さずに独特のテンションで感想を述べていて、それが何か笑える素朴なユーモア。

*謙虚で礼儀正しい。受賞歴がけっこうあるのに、自慢とかしたことなさそう。

マガジンのエッセイ漫画を一通り読んだが、どれも絵が丁寧に描かれていて情景がわかりやすかった。背景を柄とか安直なトーンに頼ると何が言いたいのかわからなくなるけど、神社の背景とかキッチンの小物とか、めんどくさがらずに色々なものを丁寧に描いてくれているから、すんなりその世界観にはいりやすい。

落ち着いていて職人気質でとにかく謙虚、受賞作品が公式マガジン、「面白い漫画まとめ」に入っていたのにも実は今回賞状記事を作っていて気づいた。本当に面白いものを描いている人というのは、自分はこれだけすごいんです、等一言もアピールしなくても、こつこつ作品を作っていればその作品の面白さとクオリティで認知度が広まっていくものだと思った。

プッククンさん、面白い漫画の数々をnoteで公開してくれてありがとう。今後の更新もとても楽しみにしている。