ギャップイヤーってなんの意味があるのだろう。
Guten Tag! 一般社団法人52Hzです!少しずつ暑さも和らいできて、過ごしやすくなってきましたね!なんて時候の挨拶はほどほどにして、早速今日の本題へ。
実は52Hzには、大学を休学して1年間別のことに取り組んだ人や、高校卒業後に大学に行かず自分探しをしている人など、数多くギャップイヤーを取ったことがある人が在籍しています。そんな中でよく話題に上がるのが、ギャップイヤーを取って良かった?意味あると思う?みたいなこと。今日は自分なりの回答をしていきたいと思います。
実はついこないだもYouTubeの収録でギャップイヤーについて語ったばっかり。その動画は今週末に上がりますのでよければチャンネル登録をしてお待ちください。そして、こないだ公式Instagramでも僕の一年について取材を受けました。今日はその回答をnoteにもまとめてみます。
1. 自己紹介をしてください。
一年マレーシアに行って、ファウンデーションを終えて、一年ギャップイヤーを取っています。京都出身の二十歳です。趣味は登山と筋トレとカメラです。仕事は52Hz理事、日本語教師、家庭教師、デザイナーをしています。よろしくお願いします。
2. ギャップイヤーを選択した理由は何ですか?
金銭的な理由が一番大きくて、1年間留学した後、物価高や円安の影響を受けて思いの外お金がなくなってしまい、奨学金を取るか自分で働くかの二択で、ギャップイヤーを取ることを選択しました。他にも留学が自分が想像していたよりも楽しくなかったことや、学びたいことが満足に学べない環境に不満があり、自分を見つめ直したかったことも、大きな理由でした。
3. ギャップイヤー後はどうしますか?
2024年の10月からモナシュ大学マレーシア校に進学予定です。CS専攻です。大学院は考えていないので、大学を卒業後は就職か自分で起業するか、その時の自分がやりたいことを追いかけていると思います!
4. ギャップイヤー中の一日の過ごし方は?
平日と休日でかなり違います。平日は7時半起床で、8時から仕事をしています。だいたい平日5日間で60時間くらい働いているので、その日によりますが、6コマの日本語の授業をこなして、ほか6時間くらい52Hzのことや別の仕事をこなしているような印象です。隙間時間に日課のランニングと筋トレもします。
休日は日本各地の山に登りに行ったり、キャンプをしたり、いわゆる街や世間から離れてゆっくり時間を使うことが多いです。五週間連続で山に行ってさすがに疲れたので、今少し休憩中です笑
生活面での自慢は日本に帰ってきた去年の7月から今年の9月までの14ヶ月毎日7時半に起きていること(山に行くときは4時起き)です。
5. 以前と比べて変化した習慣や心情はありますか?
一番変わったのは生活リズムです。僕も高校生の時や留学中の最初は、寝れる時にできるだけ寝て、課題がやばい時は早朝まで起きて取り組んだりするタイプでした。
留学やギャップイヤーでたくさん仕事をする中で、規則正しいリズムで生きることが、自分のポテンシャルを一番引き出すことに気づき、毎日同じサイクルで生活するようになりました。
また運動を継続してすることで、思い悩んだり、夜寝れないこともほぼなくなり、本当に健康に自分磨きをすることができています。また、生活リズムを守る事は自律の最先端ですから、生活の他の側面である家事やタイムマネージメントも難なくできるようになり、自分の成長を実感します。
6. ギャップイヤーのメリットとデメリットは何ですか?
メリットは自分と対話をし続けることができ、自分の性格を把握して、うまく付き合いながら生きていく術を身につけられること。
例えば、何かで一つ失敗すると、他のことにもズルズルと伝播していき、全てがダメになってメンタルダウンしてしまうので、一つ失敗したら、スポーツをしたり友達と出かけたり、すぐに気分転換をして、失敗した分析をしたり。自分という人間を俯瞰的に見る練習ができると思います。
デメリットは、時間や労力を無駄にしてしまう可能性のあること。当たり前ですが、ギャップイヤーを取らずに大学に行っていたらそこで得られる人脈や知識もたくさんあるわけで、二兎を追うことはできません。大学に行っているときと同じくらい今自分で人生を充実させられている自覚があるので、とても幸せですが、自立と自律ができないと、一年を無駄にしたような気分でギャップイヤーを終える可能性もあります。それもいい学びになると思うので、デメリットはないと言ってもいいかもしれませんね。
7. 結局ギャップイヤーを取って良かったですか?
はい。ビッグなイエスです。この一年でさらに自分のことを理解でき、また精神力も体力も大きく成長しました。今の自分がもう一度留学することで、ギャップイヤーを取らなかった自分よりも、大学で勉強できることに感謝しながら、もっと多くの学びを得られると確信しています。また、この一年日本でもたくさん素敵な出会いがあり、本当に幸せな時間になりました。このギャップイヤーは自分の中で宝物です。
また長くなっちゃった!!!
ということでいかがだったでしょうか。ギャップイヤーって自分で24時間365日設計できるので、自分の性格がそのまま生活に出ます。また、どの機関にも所属していないただの自分になることで、怖くなったり周りと比べて落ち込んだり、自由に生活できて幸せだったり、色々な葛藤や幸せを経験することになります。人生急いでもゆっくり過ごしてもどうせ死ぬのであれば、1年くらい自分ととことん向き合って、成長する時間があってもいいのでは??
と少し真面目なことを書きましたが、やっぱりギャップイヤーって好きなことを好きなだけできるから楽しいですよ!僕は登山とキャンプに70万以上もかけて(もちろん自分の給料から)、毎週のように山に行って、世界で一番人生をエンジョイしてる自信があります。ははは。(おかげで学費を払ったらすっからかんなのもいい思い出かな。)
ということで少し52Hzから外れた話でした。それではまた次の記事でお会いしましょう!
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