学校のマドンナが妹になりました
朝目覚めると、僕の隣で気持ちよさそうに眠る1人の少女がいた
?:zzZ
〇:あ、あの…起きてください
"五百城さん"
茉:ぅぅぅぅうるしゃいな
ギュゥゥゥ
〇:"うへ"ちょっと五百城さん///
五百城さんは僕に抱きつき脚を絡め再び眠りにつく
目の前には五百城さんの寝顔
逃げ出したくても抱きしめられてるので、逃げる事が出来ない〇〇
〇:うっ五百城さん…
茉:すやすや
〇:学校遅刻するよ…早く起きて
茉:うぅぅぅ…しゃあないな
おはよう〇〇
〇:おはようございます五百城さん
茉:それ!!
〇:それとは?
僕の頭には?マークが浮かぶ
茉:五百城さん呼び嫌や
茉央って呼んで
〇:えっ本当にいいの?
茉:本当にいいの?って当たり前やんか
"うちら兄妹やで"
五百城さんとは数日前に家族になった
五百城さんの母親と僕の親父が結婚したのだ
〇:でも、学校とかでももしさ…あの
五百…茉央がさその…
茉:あーもうシャキッとせえや
茉央がええって言ってるやろ
〇:うんそうだね
茉:学校でも茉央呼び、もちろん家でもや
〇:えっ…
茉:茉央はこれから〇〇の事
"兄ちゃんって呼ぶな"
〇:に、兄ちゃん///
茉:兄ちゃん大好きやでー!!
ギュッ
〇:うわっ!!
茉央は僕に抱きついて顔を胸に埋める
〇:ま、茉央?
茉:いひひなぁに?兄ちゃん
〇:そろそろ時間が…
茉:ふぇ?
茉央が部屋の時計を見る
7:30⏰
茉:アカンやん!!またさちゃんに怒られる
〇:だから言ったのに笑
茉:まぁええや兄ちゃんのせいにすれば笑
〇:えっ!!
茉:ふふっ冗談やで👋
茉央は僕の頭を撫でて部屋から出ていった
〇:はぁでもまさかな学校のマドンナが
妹になるとはな
"兄ちゃんー"
〇:今行く
制服に着替えリビングに行くと
ダイニングテーブルには朝食が並べられていた
桃:あっ〇〇君おはよう
〇:おはようございます
朝食ありがとうございます
桃:いひひいいのよ
ほら茉央早く食べないと咲月ちゃん来るわよ
茉:わーてるもぐもぐ
〇:はい牛乳
茉:しゃんきゅーゴクゴクぷはぁ
ママの料理は最高や
桃:はい〇〇君卵焼きね
〇:あっありがとうございます
朝食を食べていると家のチャイムが鳴る
桃:茉央ー咲月ちゃん来たわよ
茉:はーい〇〇先いくな
〇:(。_。`)コクもぐもぐ
茉:卵焼きもらい
〇:あっ!!
茉:いひひもぐもぐ
咲:茉央ー早くしてよ
私まで和に怒られる
茉:ごめんごめん今行く
茉央は咲月と一緒に高校に行った
茉央が家を出て10分後
〇〇も高校に向かう
〇:ふぁ眠っ…
高校に着きクラスに行くとにぎやかな声が聞こえる
咲:全く茉央のせいで私まで和に怒られたじゃん
茉:だからごめんて笑
和:明日遅れたらアイス奢りね
さちゃんもだからね
咲:私も!!
その中心にはマドンナ3人がいた
〇:あいつら人気だな
そんな事を思い自分の席に着くと
茉:あっ
茉央が〇〇に気づく
和:茉央どうしたの?
茉:いひひおはよう
"兄ちゃん"
〇:うへ///
さっきまで賑やかだった教室が
この一言のせいで静まり返る
咲:に、兄ちゃん〇〇君が?
茉:そうやでー茉央の兄ちゃん
ねっ兄ちゃん
〇:う、うん笑
"えー!!"
茉:あっそうや兄ちゃん
帰り一緒に帰ろ
〇:えっうん
茉:コンビニ寄って肉まん半分こしような
〇:あははそうだな
茉:あっママには内緒やからな
茉央と兄ちゃんの約束やで
〇:うん…
茉:いひひ楽しみやわー
放課後
茉:ほな早く行くで
"〇〇 さっちゃん 和"
〇:あっうん
咲:何かごめんね私たちまで
〇:いえ全然大丈夫ですよ
一緒に行きましょ
咲:ふふっ〇〇君優しくて良かった
茉央の事よろしくね
〇:はい笑
茉:肉まん売り切れんで
はよしーや!!
〇咲:はいはい笑
和:…
咲:和どうした?
和:あっ何でもないよ
肉まん楽しみだね
咲:そうだね
和:ふぅ…まさか茉央と〇〇君が
家族になるとな…でも
"これでライバルは1人減ったかな?"
〇:井上さんー👋
〇〇は満面な笑みで和を呼ぶ
和:か、かわ…危ない危ない
今行くー!!
学校のマドンナが妹になりました
Finish
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