親が再婚して年の離れた甘えん坊の妹が出来ました(〇〇と遥香先輩編)
いつも通りの授業を受け、部活をし
遥香先輩が待つ校門へと走りだす
遥:…
〇:遥香先輩!!
遥:あっ〇〇君お疲れ
〇:すみませんはぁはぁ遅くなりました
遥:ふふっ私のために走って来てくれたの?
〇:だって、こんな寒い中彼女を待たせてるんですよ
そりゃ誰だって走って来ますよ
遥:嬉しい…ありがとう〇〇君
2人は手を繋ぎ歩みを進める
〇:手冷たい…
遥:あっごめんね
私手袋忘れてさ笑
〇:そしたら
〇〇は鞄から手袋をだす
〇:これ僕のですけど使ってください
遥:えっでも〇〇君は大丈夫なの?
〇:僕は大丈夫なのでどうぞ
遥:ありがとう
〇〇から借りた手袋をして再び手を繋ぐ遥香
遥:寒いね…
〇:もう冬ですからね
和ちゃんは雪が楽しみみたいですよ笑
遥:ふふっ可愛い
〇:あっちょっとここに寄り道しましょ
遥:そうだね
学校の近くにある公園に寄り道をする2人
2人はベンチに座る
〇:ふぅ疲れた
遥:あんなに走ったら疲れるよ笑
〇:ですね笑部活でも走らされたからな
遥:お疲れ様👋
遥香は〇〇の頭を優しく撫でた
〇:遥香先輩…
遥:んっ?どうし…
ギュッ
遥:!?
〇〇は遥香を抱き寄せる
遥:ちょっ///〇〇君誰かに見られたらどうするの
少し慌てた様子で言う遥香だったが
〇〇は強く抱き締めた
遥:〇〇君…どうしたの?
〇:すみません遥香先輩…もう少しこのままでいさせてください
遥:うん…
数分後遥香から離れた〇〇
遥:〇〇君…
〇:昨日美月さんから聞きました
遥香先輩がアメリカに行くと
遥:…
〇:どうして言ってくれなかったんですか?
遥:…
〇:遥香せん…
遥:〇〇君に…嫌われたくない…
〇:えっ?
遥:もしアメリカに行くって〇〇君に言ったら
この関係も終わりそうで怖かったの
"〇〇君と別れたくなかったの…"
〇:遥香先輩…
遥:私は〇〇君が思ってる以上に好きだし
ずっと〇〇君の傍に居たいよ…
遥香は涙を流しながら今の気持ちを〇〇に伝えた
〇:遥香先輩…
遥:こんなに人を好きになったのは〇〇君が初めてだよ…
ギュッ
〇〇は遥香を抱きしめる
〇:僕も遥香先輩の事大好きですよ
遥:ほんと?
〇:本当ですよ
遥:私がアメリカに行っても好きでいてくれる?
〇〇は遥香の頭を撫でて微笑む
〇:もちろん、僕は遥香先輩と別れるつもりはありません
今まで通り僕の可愛い彼女でいてください
遥:〇〇君…うぅぅぅ
遥香は〇〇の胸に顔を埋めて涙を流した
〇:どうしたんですか笑
遥:ごあかった…ごあかったよ
子供のように泣く遥香の頭を撫でる〇〇
遥:ぐすんっ
〇:落ち着きましたか?
遥:うん、ありがとう
〇〇の肩に頭を乗せる遥香
遥:幸せだな…
〇:そうですね
遥:早く〇〇君と一緒に居ることが
当たり前になれたらな〜笑
〇:ふふっそうですね
数秒の沈黙が流れ
遥:ねぇ〇〇君大好きだよ
〇:僕も大好きですずっと
遥:私の事嫌いにならない?
忘れもしない?
〇:安心してください、嫌いには絶対なりません
もちろん忘れたりもしません
遥:離れ離れになるけど毎日電話してよ
〇:もちろんです
2人は顔を見合わせる
遥:大好きだよ…
"〇〇"
〇:僕も大好きですよ
"遥香"
夕暮れの公園で2人は熱い口付けを交わした
〇:恥ずかしっ///
遥:そろそろ帰ろうか✋
〇:はい
ギュッ✋
仲良く手を繋ぎ歩き出す2人
遥:はぁ別れ話されるかと思った
〇:そんなことしませんよ笑
遥香先輩が大好きなんですから
遥:わ、私は大大大好きだし
〇:ふふっそうですね
遥香の家の前に着く2人
遥:明日は放課後デートしようね
〇:分かりました
あっ美月さんと仲直りしてくださいよ笑
遥:うるさいっもう
〇遥:ふふっ
遥:おやすみ〇〇
〇:おやすみなさい遥香
遥香は家の中に入って行った
〇:よっしゃ帰るか
〇〇は家に着くと
和:にいたん(。・ˇ_ˇ・。)ムゥ…
〇:…
激おこ和ちゃんに怒られる〇〇でした
Finish
今日は和ちゃん少なくて申し訳ございません
明日の和ちゃんには沢山出しておきます笑
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