アメイジング!
とにかく明るい安村
ウチにもいる
いつもリアルにパフォーマンス中。
胸を両手で隠し?てはいるけど
骨髄移植でO型になってからか
発達障害&統合失調症のせいか
とにかく暑い娘
" Don't worry. I'm wearing "と私が言えば
"Pants" と娘が返す。
発音オタクの母は
w の息と唇 と
r r の二重子音 は 神妙に
留学未遂だった娘は
Pの破裂に唇筋総動員で。
父はそっとカーテンを閉める。
どこにでもあるような家族の風景??
ハダカデバネズミの次は安村
タイムリーに笑わせるてくれる娘
ひと言で人をクスッと笑わせ
それが鉄板になり
聞く人 見る人を幸せにする。
そんな映画を2本観た。
『ふりぃだむのシンデレラ』
滋賀県の知的障害者たちによる 劇団ふりぃだむ
演劇の練習から本番までをドキュメント。(台本・演出 副島忠義)
セリフや配役は皆の希望を入れ、どんな劇にするか皆で考える。
監督: 下の坊修子 55分
シンデレラの継母役が登場する度
「継母です」と自己紹介する
ドレスを指先でつまみ可愛く広げ顔はフルメイク
だが
声と姿がふりぃだむすぎる。
継母を演じるのは男性
山下清か芦屋雁之助か?の風貌
そのなりで
「継母です」を登場曲のように
繰り返されると彼(彼女)に釘付けになる
なんともアメイジング!
『精神』
精神科診療所「こらーる岡山」の患者さんたちをドキュメント。
「こころの病」と向き合う人々と山本昌知医師との悲喜こもごも。
監督: 想田和弘 135分
当事者の男性が
「優しい」とは
「偽善」とは
マザーデレサの言葉 など
訥々と講釈した後、自ら "はい、カット" とカチンコを出す。
"知らんけど" の 乗りで
"はい、カット" "カット!" "カアアット~!"
こちらも風貌は山下清
笑顔がなんともアメイジング!
"目の前の人をひとつの視点で
見てはいけない、いくつもの視点で同時に見る"
差別についての深井龍之介氏の言葉が浮かんだ。
♪野に咲く花のように
風にふかれて
野に咲く花のように
人を爽やかにして
(裸の大将テーマ曲 ダ・カーボ)
♪時には暗い人生もトンネルぬければ・・ルルルル
口ずさみたくなった。