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誰も望まない着地とリーダーシップ
こんばんは。
今日は体調不良の娘を自宅看護しながらのテレワークでした。
幸いにも熱もすぐに下がり、機嫌も良かったので、ほぼ動画視聴をさせていました。これはこれで抵抗あるんですが、そうしないと仕事にならないので、、ジレンマです。
世の中、中途半端な着地ばかりなのか?
少し前に木下斉さんのVoicyで
「周囲の意見を聞いてばかりでは、誰も批判しない中途半端なプランになってしまい、誰も積極的に進めていこうと思わない」というような内容を話されていたことがありました。
以前、公共施設の再編計画ワークショップに参加した際に、参加者の意見を取り入れた結果、とても中途半端なプランになっていきました。
具体的に言うと、ひとつ部屋を増やすために地下室を作るという変更でした。そのひと部屋を増やすことにどれだけの意義があるのでしょう。
変更に伴う建築費、60年間の維持費は億単位でかかります。
私のグループでは「どんなプランだって批判は絶対されるんだから中途半端にせず、地下室はいらない」という結論を出しました。
あくまでワークショップはワークショップなので、権限はなく、最終的なプランの決定は役所が行います。
「意見を聴いた」
という実績は役所として必要というのは分かりますが、私はこのワークショップをしたことで、変な方向に傾いてしまったようにも思いました。
ワークショップ実施前に役所が考えていたプランの方がよほど合理的だと回数を重ねるほどに感じるようになったからです。
企業は合理的選択をしているのか
私は上記のことから、公共ファシリティの難しさを知り、「一般企業の方がトップダウンで進められること、将来的な収支も含めて検討をすることから合理的に進められて良い」と思うようになりました。
でも、営利を求める企業だからといって、合理的で将来を見据えた判断を必ずしているわけでは・・残念ながら、ないことも多々経験しております。
関係者が絡むほど、誰も積極的に望まないけれどそれぞれ一定利益がある中途半端な方針になっていく様は、非課税世帯への給付金然り、政策でも同じなのかなとも感じます。
結局のところ、批判を恐れず信条を持って突き進んでいくリーダーシップが企業にも政治家にも自治体にも求めれるのだと思います。
もやもやすることを徒然と書いてみました。
国民民主党の玉木さん、不倫報道でイメージダウンですが、トーンダウンせずに掲げた政策を強く推進してほしいです。