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愛すべき場所の軌跡

約1年前、セレンディピティを実感した体験についてnoteに綴っておりましたが、こちらのカフェが先月閉店しました。

そこは最寄りの駅にある落ち着いたカフェ
女子大生からお年寄りまで幅広いお客さんがいて
私はひとり時間用に利用していましたが
息子とふたりで来たこともありました。
小学生になった息子は漫画や本を渡せばじっくり読んでくれるので
こういう大人向けのお店に連れてきても全然大丈夫なのだと密かに喜んだことを覚えています。

何度か来店するうちにお店を切り盛りするお姉さんと仲良くなり
閉店についても「実はシェフが退職することになり、正式に決まっていないんですが、年内に閉店することになりそうです」とこっそり教えてくれました。

音楽との出会いをくれたレコードとスピーカー
カウンターのシェルタイルに憧れていて、
密かにピンクのタイルでキッチンをDIYしたいと思っています。

サイフォンで入れてくれるコーヒー

私には唯一無二の愛すべき場所でした。

後悔しないように
友人を誘ってディナーに訪れ、コース料理を楽しみました。

閉店前日にも再び訪れて、
唯一の行けつけカフェだったこと
音楽を聴きながら思考を整理する場所だったこと
The Japanese Houseはよく聴くアーティストになっていること
などお姉さんと会話をしたところ

まりまりさんが最初に来た日、あの席に座っていましたよね、と覚えてくれていたことに驚きました。
私も彼女にとって大切なお客さんのひとりだったことは大変光栄なことです。

彼女は隣駅にある系列店舗に異動になるそうで
『DJブースを作ってレコードを流します』と言っていたので、ぜひ訪れてみたいと思います。

愛すべきサードプレイスがなくなってしまったことはとても寂しいですが、安らぎと刺激をくれたことに感謝をして、新たなセレンディピティを探すべく行動量を増やしていきたいと思います。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日は少年野球のお当番に行ってきます!

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