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音楽の授業から紐解く エンゲージメントの本質

おはようございます。
今日は日帰り出張に行ってきます。
学生時代を過ごした思い出の地ということもあり、パワーがチャージされるので、楽しみです!

さてさて、先日息子の小学校で公開授業(授業参観)が行われました。

1時間目:フィールドワーク

「校庭の自然を見つけよう」というテーマで、グループに分かれ、ボランティアさん引率のもと、草木や鳥などを探しに行きます。

個人的にはボランティアの個性が見れたことが面白かったです。

息子を引率してくださったシニアの男性は、丁寧にルールや草木を説明してくれるけど、子供は得意ではなさそう。ふざけている男子(息子含む)に気付かず移動を始めていたりして、自分のやりたいペースでやる方なのかな?という印象

別グループを引率していたシニア女性は、子供の心をがっちり掴んでおり、統率力がすごい。
「あそこの木までみんなで走ろう!」と声をかけて、子どもたちを飽きさせないポイントを作っている。
元教員の方なのだろうかと思うほど、子供たちが彼女に集まっていました。

ボランティアは老若男女問わず、何人もいらっしゃり、いろいろなタイプの方と触れあいながら地域で子どもたちを育てる素晴らしさを感じました。

2時間目:音楽

前日に息子に「どの授業を一番見てほしい?」と聞いたところ、「音楽!」と言われて驚きました。

「前は『体育と算数が好きで、音楽が嫌い』と言ってたよね?音楽が好きになったの?」と聞くと

「S先生になってから音楽が好きになった」と言われたため、とても音楽の授業を楽しみにしていました。

授業が始まると、まずは小さい歌の本を持ちながら「たきび」の合唱。

「この前宿題に出した“木枯らしの”意味はみんな調べて来たかな? 歌詞の意味が分かると音楽はもっと楽しくなるんだよ」

先生の優しい声掛けが素敵です。
ちなみにこのnoteのイラストは女性ですが、S先生は男性です。

じゃあ次はあれ行くよー!
とピアノを弾き始めると子供達が大はしゃぎ

線路は続くよどーこまでもー♪
と歌いながら手遊びをする子供たち

ひとまわり終わると、間奏になり、また新たなペアを探す子供たち

「1人になってる子はいないかな?3人組でもいいんだよ」と声掛けする先生

あぁ...先生、息子が音楽の授業が楽しいと言っていたのが分かりました。
子供たちが飽きない仕組み、ひたすら「歌わされる」ではない音楽を楽しむ時間を作ってらっしゃる。

その後も
『ドラえもんのテーマソング』
『ありがとうの花』を歌いながら保護者にありがとうを言いに来たり
『ごきつね』をピアニカで練習したり

あぁ先生、45分の授業でこんなに沢山やっていただいて感無量です。この小学校に入学して本当に良かったと心から思い、公開授業の後に配られたアンケートには音楽の授業の素晴らしさを長文でしたためました。

子供の頃、私は体育の授業が大嫌いでしたが、
きっかけがあれば苦手な子でも楽しいと思える授業になり得るんだなと実感しました。

何事もそうですね。
子供にも仕事の関係者にも
自分事と思ってもらうこと
楽しさを実感する時間を作ること
苦手でもチャレンジしようと思ってもらえること

私次第で変えることは出来るのだと思います。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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