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なぜ変えないのだろう(会社編)
こんにちは。今日は日中の更新です。
以前にも話したことがありますが、私は最上志向が1位で「変えることが大好き」です。
「最上志向」の資質が高い人は、個人や集団の卓越性を高める手段として、強みに注目します。優れたものを最高レベルのものに変えようとします。
平均ではなく卓越していることが彼らの評価基準であり、それを追い求めています。品質を重視することで、自分や他の人の得意分野に焦点を当て、弱点を管理します。
gallup社ホームページより抜粋
ですが、社内でも社会でも「変えたくない」人が多いことに日々気づきます。
マイナンバーカード、電子マネー、紙での提出を求められるなど、皆さんの周りのもたくさんあるのではないでしょうか。今日は社内と社外で1つずつ例を挙げてお話ししていきたいと思います。
なぜ私は変化を好むのか
それは志向の合致だけではなく、必要性があるからです。
私の経験上ですが、事務職での目標は「マニュアルの作成」や「業務効率化」が大半ではないでしょうか。これまでの転職で話す実績も、いかに業務効率化を図ったかということが中心でした。
現職へ転職する際にも次のような説明をした記憶があります。
「私は事務をシンプルに最適化していくことを得意としております。
前職ではファイリング方法をこのように変更して、このような成果が出ました。
時代と共に社員に求められる役割も変化していくので、過剰な作業を改め、より生産的な方法を考え、周囲の意見を聞きながら実行していくことが私の得意なところです」
変えたくない人は多い。しかし変えなければならないのも必然性があるからです。
供給制約という視点
「時代と共に役割が変化していく」この言葉を適切に表現したのが、Voicyでの木下さんの供給制約の時代という放送でした。
経営者の多くは供給過剰な労働力を前提に考えている
昔は需要がなくて潰れていたが、今は供給(人材)が足りなくて潰れる時代に来ている
供給制約を前提に経営戦略を立てなくてはならない
https://voicy.jp/channel/2028/668771 より引用
この視点を得てから「変えなくてはならない必然性」が明確になり、進むべき道と理由がよりクリアになりました。
発注者は優位なのか
社内であったことをぼかして説明します。
・とある業者に作業を委託しています
・業者は人材不足で一人当たりの業務量がパンパン
電話も繋がらない、メールもなかなか返事が来ません
・私は社内の担当者と業者との間に入り、調整を行った上で業者に依頼をかけます
・調整後にも関わらず、社内の担当者は後から「あれもほしい」「これも追加してほしい」と注文をつけてきます
・結果、どんどん後回しにされ、作業全体の遅延発生という悪循環
このようなことが起きていました。
原因の一つに発注者優位という思考があるのではないかと私は感じました。
自分達は発注している立場なのだから、業者側は何でもやってくれるのだろうという思い込みです(大企業病というものにあたるかもしれません)
他にも「あの会社は値引きしてくれないから候補から外す」と言った意見もちらほら聞いたことがありますが、適正な価格で販売し、きちんと利益を得て、会社と社員を守ることは正しい姿と言えると思います。
今後、供給制約が増える一方、こちらが「選ぶ立場」から「業者に選ばれる時代」になることに気づいていない人がほとんどではないでしょうか。
両者の負担が少なく、より生産的になるよう、社内での運用方法の変更、業者との情報共有の見直しを現在進めています。
長くなってしまったので、社外(プライベート)での出来事についてはまた別の機会にお話ししたいと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。