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私が4つの保育園を利用して見えた気付き

こんにちは。
今日もいいお天気で、お出掛けにもお洗濯にもありがたいですね。

市役所勤務のみきやさんが考える「いい保育所」を拝読して、私も同意する点が多々ありましたので、記事にしたいと思います。

みきやさんの記事はこちらのリンクからお読みいただけます。

前提:4つの保育園を利用したわが家

公立×2、私立(キリスト教、企業経営)すべてを利用してきました。
下記に説明を入れていますが、不満があって転々としてきたわけではありません(^^;)


0才児 公立保育園
1才児 私立保育園(キリスト教)
2歳児〜私立保育園(企業経営)

一度目の転園理由
 公立保育園は自宅から離れていたため
 1歳児から募集している近所の保育園に転園
二度目の転園理由
 県を跨いでの引っ越しが急遽決まったため、年度途中で転園


1歳児〜公立保育園(利用中)

上の子で色々見てきたので、下の子は公立保育園を中心に希望を出しました。

みきやさんの考える3条件

・ベテランの先生が一定数いる
・キリスト教もしくは公立の保育所
・園長先生が人格者

ひとつひとつ見ていきましょう。

ベテランの先生が一定数いる

その通りだと思います。
経験値が高く、寛容さも持ち合わせている先生が多いので安心できますし、長期間勤務できる労働環境があるという証明でもあります。

保活を含めて見てきた中では
新しい保育園ほど若い先生が多く
公立保育園はベテランが多い
という印象があります。

もちろん価値観がアップデート出来ていない年配の保育士がいることもあるので、ベテランの先生が多ければOKというわけではありません。

私が保育士を目指す学生だったら綺麗な施設、福利厚生が充実していそうな企業運営の保育園に入りたいと思うでしょう。
どこも人材不足でしょうから、公務員である公立保育園はともかく、あえて年季の入った保育園に入る理由もないかなとも思います。

でも、私は実体験としてやっぱり公立保育園がいいなと思うようになりました。

兄は綺麗な施設、制服、丁寧な言葉遣い、リトミックや英会話、保護者ファーストで人気のある保育園に4年通っていましたが、若手はバンバン辞めていくし、ベテランの先生も体調崩して辞めていくし、お迎えに行った瞬間からピリピリとした空気があって、戸惑うことが何度もありました。
(今年も退職が相継ぎ、園長先生も休職をされているそうです)

ですので、イメージやクチコミだけでなく、児童館などで利用者の話しを聞いたり、就職するなら先輩の意見を聴くことが大切と思います。
横の生の意見がやっぱり事実だと思うので。

キリスト教もしくは公立の保育所

これも完全同意です!

じゃあ4つの保育園の中でどこが一番良かったの?

と聞かれたら

私はキリスト教の私立保育園か
今娘が通っている公立保育園を選びます。

キリスト教は自己犠牲の精神なのか、先生がとても寛容で、日曜にもたまにイベント&礼拝がありました。

みきやさんが障害者の受け入れに寛容とおっしゃっていましたが、近いケースがありました。

当時息子と同じクラスにも早産で発達がゆっくりな子がおり、「園長先生の配慮でひとつ下のクラスに入れていただいたんです」とお母さんが話されていて、あぁ優しい保育園だなぁと思ったのを覚えています。

気になる点としては、かなり敬虔なキリスト教だったので、聖書の暗記、歌も讃美歌が中心、保護者会の冒頭にも祈りの時間があるなど、宗教色が強いことでしょうか。

入園当初は少し気になるときもありましたが、先生方の愛情の深さ、寛容さに本当に感謝しており、引っ越しが決まったあとも心残りがあったのは大好きな保育園と離れることでした。

主任の先生に転園先が決まったことをお伝えすると、「一緒にお祈りしましょう!」と言われ、職員室前の廊下で2人で涙ながらに祈ったことを覚えています。

あのまま通い続けていたら、キリスト教徒になっていたかもしれないほど、信頼していました。

公立保育園についてはこのような点が良い点だと思います。

・ベテランの先生が多い
・人員が潤沢で配置に余裕がある
・先生に心理的余裕がある
・園庭が広い

逆に改善余地がある点としてはこのあたりでしょうか。

・建物の老朽化が進んでいる保育園が多い
・俗人ならぬ俗園の細かなルールが多く、ルールに厳しい
・ICT、サブスク導入などサービス面の導入が遅れている

公立園も兄妹でひとつずつ通いましたが、兄の公立園はルールが厳しく朝の準備も「コップをセットして歯ブラシをセットして、お食事エプロンとお口拭きタオルはここで、トイレ用タオルはトイレにセット...」という感じでとにかく大変でした。

妹も公立保育園だから、準備大変〜と思っていましたが、全然そんなことはなかったので、園によって厳しさがこんなにも異なるものだと驚いたことを覚えています。

園長先生が人格者

一保護者として園長先生と関わる機会は限定的ですので、みきやさんほどの解像度はないので、語れることはありません。

定期的に人事異動がある公立園はともかく、お寺や社会福祉法人が経営する保育園では園長先生の影響は絶大でしょうから、人格者であるか否かによって職員にも子供たちにも大きく変わるのは間違いなさそうです。

終わりに

みきやさんのお考えと私の考えが近く、「わかり過ぎる!!」と思ったことが今回の記事を書いたきっかけです。

役所の保育課担当として知り得た課題、経験値もあるみきやさんが市議会議員になることで、先生方の負担軽減と保育のクオリティ向上に繋がれるのではと希望を持っています。
(お近くだったら選挙の応援に伺いたいくらいです)

私はフツーの会社員ですが、こども周りの環境を改善したい思いは強いので、区議会議員は選択肢のひとつとして残しておきたいと思います。

みきやさんも、この記事を読んでくださっている方々にも狂犬ツアーやオフ会でいつか熱く語れたら嬉しく思います!!

長文にも関わらず、最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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