今日の鉄道の色(1) KHK赤/KHKクリーム (京浜急行電鉄)

画像1 色名:KHK赤 マンセル記号:5R 3.5/11 京浜急行電鉄で使用されている赤い色である。マンセル記号の数値を見ればわかる通り、バリューが3.5と暗く、いっぽうでクロマは11となっているためさえたカーマインというべき色である。このひとつ前に使用されていたダークバーミリオンからの色調変更によって現在のKHK赤が誕生した。現在京急に在籍する大半の旅客車はこの色を地色としているほか、デト貨車は窓下の赤帯がこの色となっている。
画像2 色名:KHKクリーム マンセル記号:2.5Y 9/2 1981年登場の2000形から採用された色。800形では窓が大きいためマンセル記号N 9.3の「KHK白」を使っていたが、2000形では窓の天地寸法がやや小さくなり、バランスをとるためかこのクリーム色を採用したものと思われる。以来600形Ⅲ、2100形、1000形Ⅱへと引き継がれ、KHK赤とKHKクリームのツートンカラーが現在の京急を象徴する色となっている。

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