"個"と"色"
廉くんと海ちゃんの思いが詰まった6th『Re:ERA』が全曲配信になった。
リリースおめでとうございますっ!!!!!!!!!!
ちょこっとずつ聴けた視聴部分だけのものと全体で聴くのはやはり印象も
気持ちも違う。
16曲というシングルを除いても新曲12曲をドドーンと出してくるあたり
あれもこれも入れたい、コンセプトとしてこの曲は必要と思ったであろう
曲があってあれだけ盛りだくさんになったんだろうけど、
1曲も妥協が感じられない。
2分30秒ほどの曲もあるけど、聴き終わった時の耳残りやインパクトは
半端ない。
新しいことを取り入れ、いろんな人と意見を出し合い、話し合って、新しい彼らを魅せる、聴かせることは時として残酷で「前の方がよかった」と
言われることもある。
けど、私は「今の方がよかった」と堂々と言える。
2人は自分たちの基本的な部分=自分たちはアイドルということはちゃんとわかっている。
だからこその曲に対し、彼ら曰く「進化したアイドル曲」という捉え方は
私には正しく思える。
デビュー6年経った今だからこそ、歌える進化したアイドルソング。
前も書いたけど『ピース』はどちらかと言えば5人時代をどこかしら
意識したり、5人を通して見た目線、5人含め的なことで作った感は
あったはず。
でも今回は全てにおいて2人だけの、2人だからこそ、2人を意識してできたアルバム。
大きな声では言えないけど、れんかいを6年ほど見てきた私からすれば、
6人&5人時代の2人はこんなに意見を言う方ではなく、基本的に出てきた意見に同意する、もしくは出されたものにプラスするって感じだと
思っていて、抜けた彼らの方が声は大きく、大人を動かしていたはず。
特に廉くんはその大きな声の陰にいることが多く、個性も色も見えにくい
位置にいて、ファンである私でさえこれは仕方がない…グループの
総意なんだと納得していた。
廉くんは他のメンバーから出された大きな課題にコソ練をしたりして
努力でいろんなことをカバーし克服してきて、グループ色を守り、
保ってきた感がある。
だから廉くんと海ちゃんが2人になり、自分から大きな声をだし、
自分発信=はじめから意見を出すこと、説得すること、修正することを
ひとつひとつやる作業に対して、見えなかったからこその不安があったけど【なにもの】『ピース』を通してれんかいの"個"と"色"が見えたことに
かなりの喜びを覚えた。
だから、今回のアルバムは2人だけのものだから余計に楽しみだったのだ。
人数が少ないのはある意味、不利だとも思えることも誰かにちゃんと
手を貸してもらう、頼るということでカバーし、その人と触れることで
生まれる化学変化や"個"や"色"が引き立つ。
今までのことをなかったことにしない、自分たちはアイドルだということを軸に置いているから、そこから離れないからこそ、面白いもの(曲)が
生まれる。
まっさらから始めるよりも難しいけど面白い。
新しい発見とれんかいの頭の中が見れる喜びがある。
でもって、2人が完全に納得しなければ先へは進めないはずで、
どちらかがいいとか、どちらかが主導権を握ることはソロ以外では
ありえないし、ソロも互いのバランスを考えてのこと。
ちゃんと片手では互いの手を握って進んでいるのがこのアルバムでは見えた気がする。
そして何と言っても【平和】である。
誰に喧嘩を売るわけでもなく、意識することも無ければ、どこかを目指す
ことでもない。
れんかいの世界を作ってそこで楽しく進んでいく、ただそれだけ。
5周年直前、2人はラジオ番組やトーク番組でいろんな人のことを思い、
人目をはばからずたくさん泣いた。弱さを見せたように思う。
あれから1年以上経ち、彼ら強くなったと思う。
あの涙に直面した時、こんな楽しい未来が待っているなんて想像も
できなかったし、こんなにも楽しい推し活できるなんぞ考えても
みなかった。
だから廉くん、海ちゃん、そしていつも支えてくれるスタッフ、
協力してくれたアーティストさんやその周りの方に感謝だ。
で、この流れでの配信&サブスク先行。
CDよりもこちらを優先する意味。
他界隈の方、他G担の方が2人の作品に刺さったという素敵なSNSを
たくさん見た。
配信やサブスクの良さが分かった気がした。
自分が手掛けたものをたくさんの人に聴いてもらう→自分たちを知って
もらうこと。2人でがんばってます!!というアピール。
それこそが2人が意図したこと。
そこまで含めてCD発売より優先したんだと思うと凄すぎる。
どうやら12月のCD発売までまだまだ楽しめることがあるようなので、
曲たちをめいっぱい聴いて愛して【Re:ERA】を楽しみますっ!!!!
あと、こっそり。
あくまでも個人的意見。
年末の某歌合戦は遠慮してほしいな。昨年のような配信希望です。以上