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強くなったバンド

11/9は大阪へ。
CNBLUEのAutumn Tourに参加してきた。
かれこれもう12年ほど応援してきているけど、今が一番いい状態だなぁと
心底思ったと同時にとても楽しかった。
私はどちらかと言えば彼らのビジュアルよりも中身や音楽、
そしてパフォーマンスが好きだったりする。
まぁ3人共あのルックスはバンドマンとしては反則・笑
あんなに男前で足長くていい具合の筋肉量=スタイルよさは毎回いつ見ても眼福案件。

とにかくパワフル且つ平和でおおらかな心地よい音楽とパフォーマンス。
それは彼ら自身にも言えること。
その音楽とグループを牽引しているのがヨンファ。
天真爛漫で音楽大好きなヨンファが昨年、ライブ中に泣いた。
とても心が痛んだけど、ファンに弱音を吐くことができたからこそ、
強くなったのかもしれないと思った。

バンド兼事務所的にもフロントマンのヨンファは背負っているものが
多すぎる。
ただただ音楽が好きで、演奏すること、歌うこと、作ることが好きで
みんなの前でパフォーマンスすることが生きがいなんだろうなと彼見て常に思う。
いつも前向きで明るくて、メンバーを思いやり、悪い噂なんてほぼない
ヨンファがファンの前で弱音を吐き、泣くのは一大事だった。
そのフロントマンの背中を見たジョンシンとミンヒョクはきっともっと
感慨深かったはずだし同じ気持ちだっと思う。

その涙以降、CN=ヨンファの音楽はもっともっと行動力を増した気がした。
JO1への楽曲提供、KCONへの参加、Hi-FiUn!cornのプロデュース、
自国でのライブや学園祭出演、BAND KINGDOM、
UVERworldとの対バンからのコラボ楽曲に加え、アジアツアー開催、
その間に日本での楽曲制作、日本語タイトルの曲を作るなど勢いがすごい。
今回もアジアツアーをやっている最中にこうして日本ツアーを入れてきた。

彼らにとってもファンにとってもこの日本は特別なはず。
日本の楽曲がきっと本国より多いはずで、アジアツアーではほぼ日本楽曲は
披露されない。披露したとしてもそれは日本楽曲を自国の言葉にしたもの。
そしてなにより日本で初披露する曲がとにかく多い。
自分たちのチャレンジを試す、聴かす、そして受入れてくれるのは基本的に
こちらだと思っているのかもしれない。

あちらのアーティストやアイドルが日本で活動することに関して私は
ある程度、日本語がしゃべれる、意味が分かる人だといいなと思っている。
いくらビジネスだと言えども気持ちは入っていてほしいし、言葉の意味を
分からず日本語で歌っても本人もファンも感情移入もできないだろうし、
伝わらない。
ライブも通訳が必要だとワンクッションあって面白味が減る。
前はジョンヒョンの日本語が比較的3人よりうまく、引っ張っていて
彼に合わせるように、そしてどことなく頼っている気がしたけど、
彼がいない今、3人共本当によく喋るようになったし、積極的になった気がする。
韓国ロックバンドという独自ジャンルを日本の地で進む最低限の礼儀だと
前に言っていたけどきっと後輩のハパユはそこをCNから学んだからこそ、
みんな日本語がとてもうまくなっているんだなぁと思う。

来日中、コンビニやドンキなどで自分たちの楽曲が有線で流れ、
それを聴いたらしくとても感激していた。
彼らの曲は本当にJ-POPであり、ヨンファの発音が素晴らしすぎるため、
日本の曲だと勘違いする人が多い。
特に今回の新曲はそう思う人が多いようで私に友人も聞いてきたほど。

ベテランの域になってきたCNは演奏面でもパフォーマンス面でもより一層、
力強くなった気がする。
今回、ヨンファは鍵盤をサポートメンバーの方に全面的に任せていて
ほぼギターだった。
ジョンシンもベースを新調したと言っていたし、夜遅くとも3人で集まってセッションしたと言っていて、彼らにとってこの日本での活動はダイレクトに思いや気持ち、そして自分たちらしさ、CNBLUEを伝えるには最適な
地なんだということが表情を見ても演奏を見ても分かる。
3人が本当に楽しそうに演奏しているのを見ると地道に活動してきた
この10年以上がいつか報われること=彼らの目標であるドーム公演に繋がるといいなぁと思っている。

そうそう、個人的にヨンファはこの1年でUVERworldのTAKUYA∞さんとの
出会いがきっと大きかっただろうなぁと思った。
UVERworldの音楽とファンの向き合い方に感銘を受けただろうし、
TAKUYA∞さんの音楽が好きすぎるが故の苦悩と葛藤がヨンファと似ていて
同志がいたことに心底嬉しかったんだろうなぁというのが楽曲にまざまざと出ていた。
悩みも言える相手が日本に、そしてバンドマンにいてよかったと思った。

グループを維持していくことの覚悟と思いがたくさん伝わってくるNBLUE。
来年2025年もきっとさらに飛躍できることを願う。


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