【アイドル部】それぞれの軸
・この記事について
この記事は主に、10月7日に行われた「夜桜たま」さん、「花京院ちえり」さんの配信、そして12月2日に行われた「カルロ・ピノ」さんの配信について、私の考えをまとめたものになります。
今更な話であり、これまでにもファンの方々の間で何度も話されてきたことの焼き直しになってしまうかもしれません。
しかし、この件について考えることでこれまで気付かなかった自身の考えに気付くなど、自分自身の人生に還元できることがあったため、一つの形にしておこうと、この記事を書くことに決めました。
この記事は、私の考えや経験にもとづく憶測・推測が多分に含まれます。あくまで「こういう風に考えている人がいる」くらいの感覚で読んでいただけたら幸いです。
1.はじめに
繰り返しになりますが、この記事はVTuberプロダクション「.LIVE(どっとライブ)」所属「アイドル部」の「夜桜たま」さん、「花京院ちえり」さん、そして「カルロ・ピノ」さんの配信(夜桜たま「おはなし」、花京院ちえり「少しだけお話します」、カルロ・ピノ「ご心配をおかけしているみなさまへ」)について私の考えをまとめたものです。
はじめに、私のスタンスは夜桜たまさんに対してやや批判的、花京院ちえりさん、カルロ・ピノさん含む残りのどっとライブメンバーに対して同情的です。
全体として誰かに極端に肩入れするような書き方は避けましたが、それでも結論の方向性から、そのようなスタンスにならざるを得ませんでした。
そんな意見は聞きたくない、受け入れられないという方は本題に入る前にこのページを閉じていただくことをお勧めします。
また、できる限り記録を参照して書きましたが、私の記憶違いや解釈間違いがある可能性は十分にあります。
もし事実の抜けや間違いがございましたら、お手数ですがご指摘いただければ幸いです。
2.夜桜たまさん「おはなし」
夜桜たまさんの配信について、前後の経緯も含めて、私は「利己的・身勝手」な行動であったと考えています。
一旦、配信の前後を含めた経緯を書きます。
1.2019/10/6 夜桜たまさんのTwitterアカウントのプロフィールが変更され、「.LIVE所属」「アイドル部」などが消える。
2.2019/10/7の未明、夜桜たまさんが意味深なツイートを続けて投稿する。
https://twitter.com/YozakuraTama/status/1180903354165149696
https://twitter.com/YozakuraTama/status/1180906095281233920
3.2019/10/7の夜、以下のツイートで急遽生配信することを告知。
https://twitter.com/YozakuraTama/status/1181154776349675520
ここで、生配信の内容を箇条書きにして書き記します。「要約」ではなく「箇条書き」にしたのは、内容の解釈に私の意図が入り込まないようにするためです。
(長いです。ご承知の方は飛ばしてください。)
・どっとライブの他メンバーとの間に問題があったわけではない。
・生配信は許可を取って行っている。
・今日(2019/10/7)はずっと運営と話をさせてもらっていた。
・自分のソロライブが企画されており、10/7はその告知日だった。
・ソロライブの準備は8月から続けてきて、9月末には告知をする予定だった。
・早めに告知したい旨を伝えていたが、なかなか告知についての連絡をもらえなかった。
・確認したところ、「他の業務が忙しく、ソロライブは後回しになってました」と言われ、とても傷ついた。
・確認した担当者は普段からとてもよくしてくれている方で、当時体調不良だったらしい。
・その人が自分を蔑ろにしているとは思っていないが、言われたことがどうしても許せなかった。
・「後回しにされたソロライブ」に来てください、と胸を張って言うことはできないと感じた。
・ツイートについては唐突なものではなく、10月の頭から自分の怒りについてスタッフに伝えていた。また、アイドル部のほかのメンバーに話をしていた。(配信は10/7なので、それより前の1週間程度の期間ということか?)
・スタッフが忙しくしていることはわかっていた。
・いっそ自分のソロライブはなくていい、やるとしたら「後回しにされたソロライブ」というタイトルをつけるように言った。
・配信をしたことは自分のわがままであると認識している。
・他のアイドル部メンバーに自分のことを持ち込んでほしくなかった。
・後回しにされた事実をファンが知らないまま、ソロライブに来てほしくなかった。
・ファンを心配させるべきでなかった、自分が我慢したほうがよかったとは認識している。
・ばあちゃるや、「後回し」発言をしたスタッフは普段からとてもよくしてくれる。自分を信頼して配信を許可してくれたと思っている。
・自分が言えたことではないが、翌日の「もこ田めめめ」さんのソロライブ、そして後日予定されているイベント「ちえりーらんど」も楽しんでもらいたい。
・タイトルの件(「後回しにされたソロライブ」にする、と言った件)は、笑い話にするしかないと思ったから。その名前は悲しいから考え直さないか、と周囲には言われた。
・これまでにも言えないこと、我慢していたことの積み重ねがあり、今回のことにつながった。
・せめて遅れている具体的な理由を説明してもらいたかった。忙しい理由の心当たりが多すぎた。
・自分は「全部」頑張りたいと思っていたが、自分がそう思うだけではだめだと感じた。
・強硬手段に出てしまったことについて、メリットがなく、他者に迷惑がかかることも承知だった。
・他のどっとライブメンバーは悪くない。仲が悪い事実もない。
・10月頭からの出来事(=「後回し」発言以降の出来事)のことはアイドル部のメンバーに話し、みんなは話を聞いてくれた。
・アイドル部を辞めるつもりはない。
・自分のことは抜きにして、今後のイベント等は楽しんでほしい。
・自分のソロライブについて、まだ何も決まっていないが、もしすることになった場合はこの配信で話したことをすべて承知の上で来てほしい。
(これ以降はかなり要領を得ない発言が多く、正確にまとめることができなかった。文章にできる範囲で箇条書きにする。)
・配信をすることは急なことだったので、アイドル部メンバーには話していない。
・他のアイドル部メンバーの言うことも理解できる。(後述の花京院ちえりさんのツイートに対しての発言か?)
・ただ、これはアイドル部ではなく自分個人の問題だということは勘違いしないでほしい。
・自分の行動によって、みんな(=アイドル部メンバー?)への対応が変わればいいと思った。ただ、それが押し付けだとは理解はしている。
・もし、他のメンバーに止められたとしても、きっと自分は止まらなかったと思う。ただ、立場と順番が逆だったら結果は違ったと思う。
・自分の行動のメリット、デメリットは事前によく考え、その上で価値を見出したため行動した。(前出の言葉と少々矛盾する。)
・10/7は一日スタッフと話し、改善する言質をもらった。
・アイドル部メンバーに配信をすることは話していない。その理由は巻き込みたくなかったため。
(以上、夜桜たまさんの配信の箇条書き)
さて、彼女の行動を振り返ったところで、それぞれの行動に対する私の考えをまとめます。
まず、彼女の配信の目的は「自分のソロライブ(の告知)への対応が後回しにされたことに対する不満の表明」で、「感情的になってしまった」故の行動でした。(これは「許せなかった」「何があったのか知ってもらいたかった」などの言葉で彼女自身が言及しています。)
すなわち、彼女の配信は彼女自身のフラストレーションの発露が主な動機だったのです。それ以外に何らかの意図があったとしても、あくまでメインの目的に付随したものだったと考えられます。
そして、彼女は「許可をもらって」配信していますが、その前にツイッターのプロフィールを意味深に変更し、さらに不穏なツイートをしています。
意図したものかどうかはわかりませんが、これらは運営にプレッシャーをかける行動であり、運営は配信をさせてほしいという彼女の要望を飲まざるを得ない状況だったのではないでしょうか。少なくとも、彼女は運営との話し合いの前に邪推されかねない材料を外部に出してしまったのです。
これらの軽率な行動は、彼女が得たという「許可」の価値を著しく損なっています。
また彼女は、一連の行動について他のアイドル部メンバーに相談しておりません。その理由を、彼女は「自分の問題だから」「巻き込みたくなかった」と語っています。さらに、彼女の一連の行動は「アイドル部の間で交わされていた約束」を破ったものだったことが後に判明しています。(補足2:神楽すずさんのnoteより)
なぜそこまでして、彼女は配信をしなければならなかったのでしょうか?
我慢できないほどの不満が、彼女の中にたまっていたのでしょうか?
我慢の限界に達する前に、他のメンバーのことを少しでも考えたのでしょうか?
残念ながら、彼女の行動からは他のどっとライブメンバーへの配慮を感じることができません。不穏当な空気を外に出した時点で問題が自分だけのものではなくなることは、容易に想像がついたはずです。
また、彼女と同じ立場である他のアイドル部メンバーも、大なり小なり同じ不満を抱えていたはずなのです。
なぜそこで、他のメンバーのことを慮り、その状況を改善するように協力して働きかけることができなかったのでしょうか。
少なくとも一視聴者から見て、彼女は特別蔑ろにされているわけではありませんでした。その例として、
・他のメンバーに先駆けてオプションパーツ(猫耳)をもらう
(ただし、これは誕生日プレゼントとしてもらったものであり、いち早くもらえたことは誕生日の順番の都合もあることを付記しておきます)
・演者兼社員(とりあえずそう仮定します)であり、設定的にはアイドル部のプロデューサーである「ばあちゃる」を個人的に借り出した企画を複数回にわたって行う
・著作権が複雑であると予想されるMAD動画の制作許可をもらう
などを挙げることができます。
これらは彼女自身の努力と情熱が実を結んだ結果でありますが、他のメンバーと比較して特別蔑ろにされていたわけではないことはわかると思います。
大事にしていたソロライブに対して「後回し」扱いされたことに強い憤りを感じたことは理解できます。怒って当然です。
しかし、きつい言い方になってしまいますが、彼女の配信はフラストレーションを視聴者にぶつけただけなのです。彼女は外部に不満をぶちまけるのではなく、他のメンバーと相談の上で、状況の改善を模索するべきでした。
そして、一視聴者として最も残念に感じたのが、「後回しにされたソロライブ」というタイトルにする、の下りです。この下りだけは、絶対にファンに語ってはいけませんでした。
仮に、その後の展開がすべてが彼女の望んだとおりになり、彼女のソロライブが満を持して開催されたとします。そのソロライブに参加するファンの脳裏には「後回しにされたソロライブ」の文字がよぎるはずです。そんな中、果たしてファンは十全にイベントを楽しめるでしょうか?
彼女自身は皮肉をこめた冗談のつもりだったのかもしれませんが、この言葉は彼女が大事にしたいと語ったファンへの呪いの言葉になってしまったのです。
私は、彼女のファンへの思いに疑問を投げかけているわけではありません。
「平日開催だから開催日の告知を早くしたい」というのは至極妥当であり、ファンに対する思いやりを感じることができます。また、問題の解決のために行動することは絶対に必要なことです
彼女の問題は、問題の解決のための行動を「ただの感情の発露」にしてしまった点に尽きます。
あくまで私の考えですが、運営スタッフに改善の言質をもらった時点で騒動を収束させるべきだったのではないでしょうか。
運営側も、配信の許可を出すべきではなかったと考えています。配信を許可する前に、彼女が視聴者に不満をぶちまける必要がなくなるほどに誠心誠意で説得を続けるべきだったように思えます。
(もちろん、どのような話し合いが行われたかは想像するしかないため、無責任な物言いではありますが)
夜桜たまさんは、非常に利発で、傍から見てもわかるほどの才能と、努力にもとづいた類稀な能力を持っていました。ある程度彼女の配信を見たことがあれば、そのことに疑問を抱く人は少ないでしょう。
しかし、その高い能力故に、彼女は集団における行動とその責任を理解できていなかったのではないかと考えてしまいます。
歯がゆくても、信じて任せなければ成せないこともあるのです。
何かを変えたいのなら、持っているカードで勝負するほかないのです。
良識や規範の埒外で行動を起こしても、良い結果には結びつかないのです。
「高い能力故に、集団での行動に支障をきたした」という説がしっくりこない方も多いかと思います。
そこで、一つの例として私の経験談を書かせてください。(本筋とは関係ないため、興味がない方は読み飛ばしてください。)
私はとある企業でサラリーマンとして働いています。私が配属されている部署は5~10人程度のチームに分かれ、それぞれのチームに割り当てられた業務を日々こなしています。
ある日、私が所属するチームに新入社員が配属されました。その新入社員、Rさんは日本有数の難関大学出身で非常に高い能力を持っており、部署内でも大きな期待をされていました。また、人格やコミュニケーション能力にも大きな問題はなく、チームにも早い段階でなじむことができていました。(誤解を恐れない言い方をすれば、典型的な「最近の若者らしい」性格だと、特に年配の社員には言われていましたが。)
Rさんは仕事の覚えも早く、他の新人たちよりもいち早くある程度の仕事を一人でするようになりましたが、なかなかチームに貢献できるような結果が出せずにいました。新人と呼ばれる期間が過ぎ、同期たちが結果を出し始めても、状況は変わりません。
その原因は明らかでした。Rさんは「自分のやり方」に固執し、それまでにチーム内で確立されていた手法を程度の低いものとみなしていたのです。
先にも書いたように、Rさんは非常に能力が高く、自分自身の力で己の問題を解決することができましたし、実際に学生時代までは自分の能力だけで物事を解決してきたのでしょう。しかし、チームとして業績に貢献するためには様々な来歴を持つ人と関わり、その中での最大公約数的な解決法を探る必要があります。Rさんが蔑ろにしたものには、そのためのノウハウが詰まっていました。何人もの先輩社員たちの積み重ねにより作り上げられたものより、優秀な自分の考えを優先したことで、結果を出すためのノウハウを享受することができなかったのです。
その後も、Rさんは過去の成功体験(=学生時代までに築き上げた自信)を捨てることができず、迷走を続けました。結局、Rさんは私のいたチームで結果を出せないまま、別の部署へと異動していきました。異動先でどうなったかは詳しく知りませんが、会社を辞めたとは聞いていないので、恐らく仕事は続けているでしょう。
上記の経験談はあくまでたとえ話であり、夜桜たまさんが同じ状況だったとは思っていません。あくまで、「高い能力故に、集団での行動に支障をきたした」ことの一例だと考えてください。
また、Rさんが結果を出せなかったことに対して、チームメンバー全員に責任があり、Rさん一人のせいではないことを併せて付記しておきます。
ここまで、私は彼女に対して批判的に書いてきました。実際、彼女には明確に反省すべき点があると考えています。しかし、彼女を罵ったり、強く責める気にはなれません。
恐らくそれは、私自身が感情にまかせて行動し、それまで積み上げてきたものを台無しにした経験が何度もあるためでしょう。身も蓋もない言い方をすれば、若気の至りというやつです。
彼女はただ若く、未熟な少女だったのではないか。彼女の行動を振り返りつつ、そんな風に考えてしまいました。
3.花京院ちえりさん「少しだけお話します」
花京院ちえりさん、およびカルロ・ピノさんの配信について、私は「感情的ではあったが利他的・自己犠牲的」であったと考えています。
まず、花京院ちえりさんについて述べていきましょう。
彼女の配信に至った経緯は以下の通りです。
1.上述の夜桜たまさんの配信中、花京院ちえりさんが以下のツイートを続けて投稿する。
https://twitter.com/chieri_kakyoin/status/1181160196220936198
https://twitter.com/chieri_kakyoin/status/1181160238889615360
2.その後、生配信を開始する(夜桜たまさんの配信と同日、2019/10/7の夜)。
こちらも生配信の内容を箇条書きにしていきます。
(これも長いです。ご承知の方は飛ばしてください。)
・運営に確認をした上で配信している。
・ファンを不安にさせてしまい申し訳なく思っている。
・(夜桜たまさんの配信中にツイートしたことに対して)冷静になれなかった部分があり、反省している。
・配信した理由は、今後の楽しみ(各々の配信やイベント)に対して複雑な気持ちを持ってもらいたくなかったため。
・自分の気持ちは、ファンと楽しい時間を過ごしていきたいということ。その時間を大切にしており、守っていきたいと思っている。そしてそれは他のメンバーも同じ。
・各々に譲れないものや立場があり、まだ全体の意見としてまとまっていない。
・明日(2019/10/8)の「もこ田めめめ」さんのソロライブイベントを全力で楽しんでもらいたい。
・(自身の名が冠されたイベントである「ちえりーらんど」のエピソードを紹介した上で)自分も自分以外も、ファンが楽しめるように一生懸命考えている。
・夜桜たまさんの発言はファンを思ってのものだが、ファンを思っているのはその他の演者、運営も同じであり、ファンを蔑ろにしている人はいないと考えている。
・どちらかが悪いといった意見が目立ってしまう状況に違和感を感じた。(夜桜たまさんの配信をきっかけに、所謂「運営叩き」が過激化することを危惧した発言と考えられる。)
・(占い?のエピソードを引用しつつ)「何を信じるか」は人それぞれ違う。ファンには自分の気持ちを信じてもらいたい。
・「楽しいこと」を全力で楽しんでもらいたい。
・自分の言葉足らずや表現に対する認識違いもあるため、自分の配信をアイドル部の総意とはとらえないでほしい。それは夜桜たまさんの配信についても同様である。
・夜桜たまさんも含め、話し合いをしていく。それは個人対会社、個人対個人なども含めた形態で行い、それらを集約するのが会社の役目だと考えている。
・自分たちは夜桜たまさんが配信することは知らされていなかった。
・夜桜たまさんの配信には戸惑いを感じ、複雑な心境になった。
・夕方のツイートは火に油を注ぐ結果となってしまい、反省している。
・いろいろな問題があり、解決していないこともあるが、まずはイベントを心から楽しんでもらいたいと考えている。
・「ばあちゃる」の生放送中の発言(所謂「モンペ」発言)は、言葉はよくなかったと考えているが、彼のファンを大切に思う気持ちは本物であると考えている。
・自分の意見になってしまうが、イベントや配信などを楽しんでほしい、ということを伝えたかった。
(以上、花京院ちえりさんの配信内容の箇条書き)
上の箇条書きを書くために配信の文字起こしを読み込んでいて、改めて感じたのですが、花京院ちえりさんの配信はかなり「取っ散らかった」印象を受けます。
あまり意味のない例えやエピソードの挿入も多く、箇条書きとしてリスト化するのにかなり苦労しました。
夜桜たまさんの配信も話が前後したり要領を得ない部分があったのですが、それを上回るレベルで要領を得ない点が多いです。
配信から受けるこのような印象は、彼女の戸惑いや動揺をよく表しています。が、正直な感想を述べますと、なんらかの意図を伝えるための配信としては、少々お粗末だったとも感じます。
配信の中で、彼女は先駆けて行ったツイートに対して「冷静になれなかった部分もあった」と述べています。正直、私には配信中の彼女も冷静とは言い難いと感じられました。
ただでさえ当時のアイドル部を取り巻く状況は混迷を極めており、そのような状況では視聴者に正確に意図を伝えることは困難です。
翌日のイベントのこともあり焦っていたのでしょうが、もう少し話す内容を練ってから配信したほうがよかったように思えます。
ここまで、彼女の配信は意図が伝わりにくいものであったことを指摘してきました。では実際に、彼女が配信で伝えたかったことは何なのでしょうか。
彼女がこの配信で伝えたかった主題はたった2つです。
①これからのイベントや配信を楽しんでほしい。
②各々の立場、考え方がある。
特に①に関しては何度も強調して話しており、彼女が特に伝えたかったことだと考えられます。
ちえりさんは配信内で「もこ田めめめ」さんの名前を出し、翌日のソロイベントをどうか楽しんでほしいと視聴者にお願いしています。彼女の配信は感情的であり、まとまりのあるものではありませんでしたが、少なくとも他のメンバーを慮った行為ではあったのです。
直前のツイートへの反響は、決して好意的なものばかりではありませんでした。そんな中で配信することに反発があることは彼女自身わかっていたでしょう。ですが、彼女は翌日にイベントを控えた他メンバーのために行動を起こしたのです。
また②の主張をするに際し、彼女は夜桜たまさんの配信、および自身の配信での主張はあくまで個々人の立場によるものであり、アイドル部の総意ではないと話しています。
これは、夜桜たまさんの配信意図そのものを否定するものではなく、あくまで立場によって主張が異なるという当たり前の事実を述べたに過ぎないのです。
4.カルロ・ピノさん「ご心配をおかけしているみなさまへ」
カルロ・ピノさんの配信は、上記2人の配信とは時系列的に離れた2019/12/2に行われました。
同じく、前後の経緯を簡単にまとめます。
1.上述の夜桜たまさん、花京院ちえりさんの配信以降、夜桜たまさんの配信やツイートの更新が途絶える。どっとライブ公式ツイッター(https://twitter.com/dotLIVEyoutuber)にて、アイドル部各メンバーと話し合いをしていると言及されたが、ファンに向けての詳細な報告はなし。
2.2019/12/1 アイドル部メンバーの一人、「牛巻りこ」さんがかねてよりの体調不良を理由に活動休止を発表。(発表自体はどっとライブ公式ツイッターを通して行われた。)
https://twitter.com/dotLIVEyoutuber/status/1201033187792539649
3.2019/12/2 カルロ・ピノさんが以下のツイートにて「現状について話せる範囲の個人的な考えを話す」として配信することを報告。
https://twitter.com/carro_pino/status/1201491320214179842
4.2019/12/4 「夜桜たま」さん、「猫乃木もち」さん両名の契約解除が発表される。
https://vrlive.party/news/1575432000/
以下に、「カルロ・ピノ」さんの生配信の内容を箇条書きにしていきます。
(これも長いです。ご承知の方は飛ばしてください。)
・ファンに心配をかけて申し訳なく思っている。
・自分自身、思うところがあり、配信をしている。うまく伝えられるかわからないため、ゆっくり話していこうと思う。
・アイドル部の件に関して、エンターテインメントの裏側を見せるような形になり、申し訳なく思っている。
・当配信では今の自分の思い、どうしてこうなったのか、自分から伝えたいことを話す。
・配信のアーカイブは中3日後の2019/12/6 23:59まで公開し、その後は非公開とする。
・話のニュアンスが誤って伝わることを危惧し、アーカイブ期間中は切り抜きなどではなく、配信を実際に見て把握してほしい。
・どういう話をしたか、ということは配信アーカイブの配信者コメント欄に時間とともに記載しておく。
・話の前提として、以下のことを承知してもらいたい。
・(以下、前提と思われること)
・自分が配信をする理由は、自分の立場でないと話せないことがあるから。
・ここからする話は、あくまで「カルロ・ピノ」個人として発信すること。すなわち、自分の言える範囲のことを、自分の考えとして発信するということ。
・アイドル部の他メンバーに相談したうえで配信をしている。
・運営には反対されたが、配信することを伝えたうえで配信している。
・発言の内容までは縛られていない。縛られていたとしても、従う気はない。
・心配や、無用な推測、考察はいらない。あの時と同じ状況ということ。(あの時とはいつ?)
・現在様々な憶測が出回っており、ファンには心配をかけているが、そのこととは違う話になると思う。
・ファン各々が感じていることは様々だと思うが、一度冷静に聞いてもらえると嬉しい。
・(以上、前提と思われること)
・10/7の夜桜たまさんの配信について、夜桜さんの発言の通り、運営に至らない点があったことは自分も認識している。
・しかし、運営は悪意を持って接する人たちではない。それは、これまで共に活動してきた中で分かること。
・事情があったり、相当難しいものでない限りはやりたいことを制限されたり、対応されなかったりすることはない。この配信に関してもそうだと言える。
・しがらみ、仕事をするうえで大きく支障となることなど、どうしても対応が難しいことはあるが、できる限り希望をかなえようとしてくれている。
・ファンの中には、正反対のイメージを抱いている人たちもいるかもしれないが、それは正しくない。
・自分たちの意見だけでなく、文句でさえ真摯に聞いてもらえている。対応が追い付いていないと感じる人もいるかもしれないが、意見を聞き入れてもらえているのは本当である。
・対応が追い付いていないと感じることについて自分たち側からも話をしており、サポート体制を増強している段階である。
・自分自身、連絡や共有の遅れを感じたことはあるが、事情により致し方ない場合がほとんどである。
・内部からの情報漏洩への危惧から、伝えられる情報、タイミングは制限されていた。それは自分たちをあらぬ疑いから守るための措置だった。
・コラボの打ち合わせなども、常にどっとライブスタッフが見守っていてくれた。
・運営の目の届かないところで発表してしまったせいで、そういうこと(どういうこと?)になってしまっている。「親の心子知らず」のような状況であった。
・(運営は)自分たちの何かを制限して自由なくすようなことをしたり、ファンを蔑ろにするような人たちでもない。そのようなことがあれば、自分はこの時まで続けていなかった。
・なぜ正式な報告ができないのか、については複雑な事情がある。
・ファンにいうべきでない様々な事情があり、また運営は自分たち(演者側)とは責任が違う。
・不確かなことを話すことはできないが、運営は対処にあたっており、近いうちに報告できると思う。
・ここまでが、今回どうしても伝えたかった内容である。
・これ以降は、自分個人の気持ちについて。
・(恐らく夜桜たまさんの配信について)とても困惑した。
・少しずつメンバーからの要望を伝え、状況は改善に向かっており、さらに様々なことが控えている中で、ファンを巻き込んでしまったことを悲しく思った。
・花京院ちえりさんが見える場所で触れてしまったこと(夜桜たまさん配信中のツイートのこと)は失態だと思っている。しかし、ツイートの内容については自分も同じ気持ちだった。
・表に出してほしくないと思うことはいけないことですか?(原文ママ)
・相談できる場所はあり、何も動いていないわけでもなかった。
・(夜桜たまさんの配信について)ファンの中に「よく声を上げた」と思う人がいることは理解できる。目に見える敵を目の前に出されたら、信じる方に力を貸したくなる気持ちも理解できる。
・しかし、自分はそうは思わなかった。(夜桜たまさんを全面的に信じることはできなかったという意味か?)
・なぜなら、聞いてきた話と、目で見てきた話が違ったから。
・メンバーの間で不安を煽るような言動をとることや、以前から外部に情報が洩れていることなどについて考えていた。(行動の主体がわからないが、夜桜たまさんのことを言っているのだろうか?)
・みんな(どっとライブメンバーおよびスタッフのことか)が、この場所を守り、ファンが不安なく笑って過ごせるように行動している。
・ファンを巻き込んでしまい、申し訳なく思っている。
・このようなことは話したくなかったが、一度表に出てしまい、誤解や誤った情報で大勢を不安にさせている現状に向き合うため、自分の考えを伝えなくては、と思った。
・このことは、自分自身で決めたこと。
・ここまでで今話せることはすべて話した。
(以上、カルロ・ピノさんの配信内容の箇条書き)
カルロ・ピノさんの配信は、解釈の余地のある発言は散見されますが、花京院さん、夜桜さん両名の配信と比較すると、内容にはある程度の一貫性があり、言葉一つ一つに確信をもって話しているような印象を受けます。これは突発的に開始された二名と、十分に考える時間があったカルロ・ピノさんの違いだと考えられます。
彼女の配信の内容は、大きく2つのパートに分けられます。すなわち、「自分にしか話せないこと」を話した前半と、「夜桜たまさんの配信に対する個人的な思い」を吐露した後半です。
まず、「自分にしか話せないこと」を話した前半部分ですが、そのほとんどは運営を擁護する内容となっています。
カルロ・ピノさんは夜桜さんの配信にて指摘された運営側の不手際を認めつつも、「悪意をもってそうしたわけではない」と、単なる不誠実ではないと訴えています。
また、
・「基本的には」運営による行動の制限はない。
・対応が遅れることはあるが、意見を聞いてもらえていることは本当。
・正確な事情を話せない複雑な事情がある。
・そもそも運営と演者側とでは責任が異なる。
とも語っており、彼女が配信中に何度か言及した「運営に対して一部のファンが抱いている(悪い)イメージ」に対して一石を投じたかったのだと推測できます。
このような内容を彼女が「自分にしか話せないこと」と表現した理由は、それこそ配信内で言及されているように「複雑な事情がある」といった状況的な部分もあるのでしょうが、それ以上に感情的な部分が大きいように感じます。
彼女は何度も、運営に悪意はない、運営が自分たちアイドル部メンバー、およびファンを蔑ろにしているわけではないと話しています(これは花京院ちえりさんの配信とも共通します)。彼女は、彼女が見てきた運営の姿と、一部のファンの抱く悪いイメージとの乖離に心を痛めていたのではないでしょうか。そして彼女は自分の立場で、自分の言葉で、「それは違うよ」と伝えたかったのではないでしょうか。それも、運営の反対を押し切ってまで。
正直、これは賢いやり方ではなかったと思います。
類似の不安・不満を持つ集団内で生まれた疑惑は、エコーチェンバー現象により増幅され、実体のない確信を生み出します。そのような中に、明確な証拠や不安を解消する事実を持たず、ただ「信じてほしい」と訴えかけても、彼らの確信を覆すことは難しいでしょう。
そのような意味で、私は彼女の行動は少々感情に先行されすぎていたように思えます。しかし、彼女が「一部のファンが抱く運営の悪いイメージ」を変えたいと思うことは、無理からぬことだと私は思います。(このことについて、詳しくは後述します。)
次に、配信後半の「夜桜たまさんの配信に対する個人的な思い」を吐露した部分です。
この部分は、夜桜さんの配信に対して抱いた感情(=困惑・悲しみ)の表明と、花京院ちえりさんの擁護、そして夜桜さんの一連の行動に対して同意しかねる旨の発言が中心です。
端的にまとめると、夜桜さんの行動に対しては「批判的」、花京院さんの行動に対しては「(行動自体は失態としつつも)擁護的」と言えます。
この部分において、夜桜たまさんへの言及は避けるか、せめて言葉をもっと選ぶべきだったと思います。
彼女は「聞いたお話と目で見てきたお話が違ったからです。」「今までも、メンバーの間での不安をあおるようなお話をすることや、ずっと前から外部の方にお話が漏れていることなど、いろいろ考えました。」と語っています。「メンバー間の不安を煽る」「外部に情報が漏れる」ことの主体は明示されていませんが、状況から考えて、夜桜たまさん以外には考えづらいでしょう。(もしそうでなかったなら、あまりに話し方が悪すぎます。)
ごく単純に考えると、夜桜たまさんを「悪者扱い」していることになります。(本人にその意思があったかどうかにかかわらず、そうとらえられてもおかしくない、ということです。)
配信の中で彼女は「目に見える敵を目の前に出されたら、信じる方に力を貸したくなる気持ちも理解できる。」と話しています。つまり、「『信じる人』の敵を感情的に攻撃してしまう人」の存在を認識し、その存在を前提とした上で配信しているのです。
そのような人に「信じる人」を悪者扱いするような発言をしたら、より感情的になってしまうことは明らかでしょう。
彼女はある程度反応が予想できる状況で、最も攻撃的になりうる人々に対して火に油を注いでしまったのです。
彼女の配信に対する私の思いを書くと、「配信の意義については懐疑的だ
が、思いは汲み取れる」です。
彼女は周りの反対を抑えてまで、あえて矢面に立ちました。それは、彼女なりに現状を憂い、何とかしたいという気持ち故の行動でしょう。
それは多くのファンが望んだものではなかったかもしれません。しかし、どう転んでも批判にさらされる状況で、矢面に立ち話をした彼女の姿に、私は自己犠牲的な精神を見ました。
重ねて言いますが、私は彼女の配信の意義については懐疑的です。しかし、批判にさらされながらも彼女なりに行動する姿を見て、私は「もう少しこの子達の行く末を見ていたい」と思ったのです。
5.最後に
彼女たち3人の配信について、私の考えを簡単にまとめると以下のようになります。
〇 3人とも感情が先行していた。
〇 夜桜さんは「利己的」であったのに対し、残りの2人は「利他的」もしくは「自己犠牲的」だった。
「利己的」であるかどうか、「利他的・自己犠牲的」かどうか、が私が夜桜たまさんに対して批判的、残りの2人に対して擁護的・同情的である主な理由です。
夜桜たまさん、猫乃木もちさん両名の契約解除にはショックを受けました。残ったメンバーに対する見方が以前のものとは変わってしまったことも事実です。
それでも、私がまだ「アイドル部」の行く末を見ていきたいと考えているのは、2人の、特にカルロ・ピノさんの自己犠牲を厭わない健気な姿勢に感化されたためです。
カルロ・ピノさんの項で、「彼女たちが運営を擁護するのは無理からぬこと」と書きました。少々この記事の本筋とは外れますが、そのことについても私の考えを書かせていただきます。
どっとライブの残存メンバーが、「運営擁護」的な発言をすることに嫌悪感を抱く方を見かけることがあります。
彼らの考えを否定するわけではありませんが、私は彼女たちが運営に対して擁護的になるのは当たり前のことだと思います。
私たちが漠然と「運営」と呼ぶものは、当然ながら人の集まりです。彼女たちは私たちの見えないところで、「運営」の一人一人と時に文書で、時に通話で、時には実際に向き合ってやり取りをしているのです。アイドル部の発足からそうやって彼女たちと運営は活動を続けてきました。運営の実態がどうあれ、彼女たちが「運営に所属する人々」に対して親しみを持つのは当たり前のことでしょう。
一つ、たとえ話をさせてください。
あなたに「推し」がいたとします。あなたは配信を通じてその「推し」のいいところも悪いところも知ることができ、それら全てを含めて、あなたは推しています。突然そこに、大して配信もTwitterもチェックしていない、「推し」のことをよく理解しようともしない人が「あいつはこんなに悪いところがあるよ!そんな奴は見限って別の人を推そう!」などと言ってきたらどう思うでしょうか。当然、反論したくなるのが人情ですよね。
もちろん、「配信者とファン」、「運営と配信者」では立場も関わり合い方も全く異なります。しかし、関わる時間が長ければ長いほど情を抱くのが人間であり、そこに立場は関係ありません。
また、「配信者とファン」が一対多数かつ基本的に一方通行の非対称なコミュニケーションなのに対して、「運営と配信者」は双方向的にやり取り可能な線対称に近いコミュニケーションといえます。
多くの場合、「配信者とファン」よりも「運営と配信者」の方が結びつきが強いのが現実なのです。
(なお、去っていった2人が薄情だった、と言うつもりはありません。彼女たちには彼女たちの矜持があり、守りたいものがあった。それだけのことでしょう。)
今後、アイドル部がどのような道を歩むのかはわかりません。緩やかに衰退していくのかもしれませんし、そう遠くないうちに幕引きが行われるのかもしれません。
今後どうやったら盛り上がっていけるかなど、エンターテインメントに対して常に受け身であった私には想像もできません。
それでも、私はまだ、この「アイドル部」という存在の行く末を見ていきたいと、心から思っています。
冒頭にあるように、もともとこの文章は自分の考えをまとめ、自身の人生に還元するために書き始めたものです。まさかここまで長い文章になるとは思っておりませんでした。文章を書き終えた今、自分の考えをまとめることができ、よかったと感じております。
最後に、このような稚拙な自己満足の文章に付き合っていただきありがとうございました。
補足1:参考にさせていただいたもの
この記事は、以下の文字起こしを参考に書かせていただきました。各記事の作者様には、ここで感謝の意を申し上げます。
また改めて書きますが、各配信の解釈に私の意図が入り込まないよう、要約ではなく箇条書きでまとめる、という形をとっています。雑多で読みにくい文章となってしまいましたが、ご容赦いただけたら幸いです。
補足2:noteについて
夜桜たまさん、猫乃木もちさんの契約解除が発表された翌12/5、数名のアイドル部メンバーがほぼ同時に騒動に対して文章を発表しました。
私はこれらの文書で語られていることは彼女たちの本心であると考えています。(と言っても、冷静に読んでみるとそこまで大それた内容は書いてないのですが。)
その理由はいくつかあります。
まず、文書を書いているメンバー(上記6名)とそうでないメンバー(活動休止中の牛巻りこさん除き3名)がいること。
文書でのスタンスがそれぞれ異なること。
なぜかnoteとEvernoteが混在していること。
文書を書いているメンバーとそうでないメンバーがいることについて、少なくとも「書かない」という選択肢が与えられていたことを示しています。
また、それぞれの文書を読んでみると、共通しているのは「ファンに対して謝罪」「今後も活動する意思の表明」のみです。それ以外の部分は、文書全体のスタンスも含めてかなり異なります。
ざっと書き出しますと、
花京院ちえりさん、カルロ・ピノさんの擁護→もこ田めめめさん、神楽すずさん
夜桜たまさんへの心境の吐露→八重沢なとりさん
自身の行動の理由の説明→花京院ちえりさん
金剛いろはさんとヤマトイオリさんは、ファンに対して謝罪と今後も活動する意思の表明に終始しています。
noteとEvernoteが混在していることは、文書を提示する手段ならばどちらでもよかったからでしょう。
以上、書かない選択肢があったこと、それぞれスタンスが違うこと、プラットフォームが混在していることを踏まえると、これらの文書は運営から彼女たちに与えられた「意思を提示する機会」だったと考えられます。
もし、これらの文章が何らかの意思で強要されたものだとしたら、書かない選択肢など与えられなかったでしょうし、各々のスタンスももっと統一されたものになるでしょう。また、プラットフォームを混在させることも、管理の面から考えて全く利点がありません。
一方、社外秘の情報が書かれていないかのチェックはされていると思います。むしろ、それをしないことは運営の責任放棄にあたります。
以上のことから、これらの文書は彼女たちが本心からファンに伝えたいことであったと私は考えています。