Twitterでのやり取りとその議事録的なまとめ
とある方とのやり取りを記録しておくための記事です。
画像ばかりでかなり見づらい記事になると思います。
まず、発端はこちらのツイート
このツイートを見たとき、私は「おや?」と思いました。
その理由を説明する前に、VTuberグループ「.LIVE」および「アイドル部」の構造について説明しておきましょう。
.LIVE、アイドル部は共にアップランド社が運営するVTuberグループであり、アイドル部は.LIVE内のグループ内グループのような扱いです。
図にすると次のようになります。
さて、先ほどのツイートに戻りましょう。
このツイートは、先ほどの画像の「新人」で囲われている3人の動画のタグに、関係ないはずの「アイドル部」が入っており、さらに動画投稿者によってロックされている、と指摘しています。
私はこのツイートを見て「おや?」と思ったのですが、それは少し前に「アイドル部」でタグ検索した時と、「.LIVE」でタグ検索した時の結果が違ったことを確認していたためです。
「.LIVE」で検索した時にはヒットした新人の動画が、「アイドル部」で検索した時にはヒットしなかった、という経験を私はしました。
しかし、ツイート投稿者(以下、ツイ主)が指摘するような動画が実際にあるとしたら問題です。
.LIVE公式は新人3人がアイドル部所属ではないと強調しており、指摘のような動画があったとしたら、間違った認識を広めてしまう原因になってしまうからです。
そこで、実際にそのような動画があるか調べてみたところ、そのような動画は見つけられませんでした。
そうなってくると、先のツイ主は何か勘違いをしており、件のツイートこそが間違った認識を広める原因となる可能性が出てきます。
私はそのことを指摘すべく、ツイ主にマシュマロ(匿名のメッセージ機能)を送りました。以下のような内容です。
これをマシュマロAとしましょう。
ツイ主は、このマシュマロに返信してくださいました。
勘違いを認め、どうしてそのような勘違いが生じたかの説明もして下さいました。
これにて問題は解決、めでたしめでたし……となるはずでした。
その後、思わぬ横槍が入ることでややこしくなってきます。
これをマシュマロBとします。
まぁ、これは単なるやっかみです。苦笑いこそすれ、それ以上特に思うところがあるわけではありませんでした。
そして上記のツイートに反応してさらなる横やりが入ることで、ちょっと黙ってられなくなりました。
このマシュマロを、マシュマロCとします。
マシュマロCに対する上記ツイートについて、私は遺憾に思う点が2点ありました。
①マシュマロCを送った人物が私だと思われかねないこと(そういう可能性がある、という認識も含めて)。
②マシュマロAが揚げ足取りだと思われていたこと。
せっかく調べて指摘をし、訂正もしてもらえたのに、下らない横槍のせいで私の指摘すら稚拙な揚げ足取りと思われてしまうのは嫌でした。
そこで、ツイ主の言うようにDMで連絡を取ることにしました。
なお、DMでのやり取りでは以下の2点を最終的な目的としました。
①「マシュマロAを送った人物≠マシュマロCを送った人物」であることを明言してもらうこと。
②マシュマロAの指摘について、揚げ足取りではないと認識してもらうこと(≒マシュマロAの正当性を認めさせること)
これを念頭に、以下のようにメッセージを送りました。
送ったマシュマロはこちら
その後のやり取りを一気に貼ります。
そして、最後にツイ主がしたツイートがこちらです。
言い方に若干思うところはあるものの、最低限の目的は達成できました。
総括
最初に私が反省するべきところは、意見を伝えるためにマシュマロという手段を用いるべきではなかったな、ということです。
マシュマロはコミュニケーションツールとして大変に優秀ですが、その構造上、一方的な意見の応酬になりがちです。匿名性を被り、一方的に相手にコメントを送り付けるだけでは、コミュニケーションの形としてはどうしても歪になってしまいます。
素直に最初からDMで連絡を取ればよかったと思います。そうすれば、余計な横槍が入ることもなく、訂正してもらえたでしょう。
ある種、ツイ主の人間性を信用できていなかったのでしょう。
今回のやり取りを通し、私はSNSにおけるコミュニケーションの難しさを感じました。
ツイ主も言及している通り、文字だけのコミュニケーションは情報が欠落しやすく、しかもツイッターは「文脈」が作りにくい構造をしています(字数制限、流れ続けるタイムライン、長文はメモ帳スクショかツリーにする必要がある…etc…)。
また、文章でのやり取りはニュアンスを表現できないため、ヒートアップしやすい、という欠点を持っています。
古くは掲示板、昨今ではSNSと、文章でのやり取りに端を発するトラブルはインターネットの発達とともに増えてきていると感じます。
そのような中、できる限りトラブルを避け、健全なコミュニケーションをとるためにどうするべきか、私はまだ答えを出せていません。
これは、決して明確な答えがでる問題ではないでしょう。しかし、インターネットにおけるコミュニケーションが当たり前となった現在、この問題について一人一人が考える必要があることは間違いないでしょう。