衰えを感じるなんていっちょまえだな
他のことはポンコツでも「良い設定を考える」ことには実はプライドがあったのだが(しかも相対評価ではなく絶対評価で)、最近はそれすらもグラついてきた。
などという考えが頭をかすめる度に自ら「何も成し遂げてないくせに『衰えを感じる』なんてサムい。サム過ぎる。」と自戒するようにしていた。
が、もうホンマにあかん。だってホンマやもん。ホンマなもんはホンマやから。
俺の数少ないスキルのひとつ「ものすごい遠いところからパクってくる(用心して一応ひとつふたつひねる)ので誰にもパクりだと気付かれない」は一応常時発動している、つもりなのだが、それすらも最早あやしい。
こういう人間の常として審美眼だけはあるという自意識があるので他人の粗はやけに目につくし。
嫌やなぁ。
あー、俺も自分の天才に振り回されるような人生を歩みたかった。