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私の自粛生活(後半)

もはや自粛生活はとっくに明けていますが 前半を書いていたので後半で結ぼうと思います。

メディアの仕事をしていた頃から今の仕事にシフトした間、初めての子育てを ”完全なワンオペ”(自分と子供だけで働きながら家事も子育ても一人でするという意味)で行い その結果 混沌と化した家の中を、DIYでコツコツ直し、快適を取り戻しました。

今はコンテナ4個あまりの印刷物とポスターなどの紙筒一式となった、むかーしの仕事の作品をコツコツとデジタル化(私はフィルムと紙の時代の元クリエイターです)して紙を片付ける作業に取り掛かっています。

それはそれは懐かしい、雑誌、広告だったり、店頭のポスターだったり、VHSやらCD、高級ブランドのカタログなどなど素晴らしい方の中でお仕事させていただいていたので、自分で言うのもなんですが、今見てもなかなか素敵・可愛くて、それぞれ関わった皆様に守られてきたのだなと顔が浮かび、感謝がこみ上げてきます。

なのに、当時の私は感謝どころか寝れない風呂に入れない、超絶しんどいけど助けてって言う相手も時間もない、もう少し頑張れる?もう少しで限界??子供も辛そう、母親失格???海外に出張のオファー?行きたいけどちょっとムリ、これはチャンス、断りたくない、でも無理!!...みたいなキャリアと生活と子供に両手両足を引きちぎられそうな状態でした。

離婚後、仕事、子育て全てにおいて期待値を超えようとハイテンションのループで不眠 → 心療内科に行き、睡眠時間の確保と日中の活動力を 処方された薬で変なバランスを捻出してました。

処方が増える一方で記憶も飛び、体が動かなくなり、心も歪み、心療内科医に不信感を抱いたため今思うと恐ろしいことですが、自己流で薬をランニングや水泳と置き換え、心身の健康を取り戻しました。

回想も駆け巡り放題となりましたが、スタイリストという、モノまみれの職業も当時の私には良くなかったようです。子供と向き合う時間がもっと欲しくてほぼプッツリと手放してしまいました。
コロナ自粛期間、おかげさまで私はさらに再生することができました。

身軽になって、思うこと

当時はっきりとお礼を言うことが出来なかった方々への感謝の念と期待に応えられなかった申し訳なさが湧いて湧いて止まらず、この場を借り、全ての人にお礼を言いたいです。ありがとうございます。

そして、現在の立場となり沢山の方のプライベートを拝見した経験からも
「物量と気持ちの追い込まれ感」は比例すると私は断言したいと思います。


昨日、戦友(似たような境遇の元クリエイター)の引っ越しを手伝いましたがやはり部屋の体積に対して無茶な物量との闘いでした。それほど手放さずに少しサイズダウンした部屋に引っ越して行きました...。

神様どうか彼女が引越し先で幸せに暮らせますよう見守って下さい。







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