料理の世界料理人が歩んできた道7

こんにちは、いつもお付き合い頂きありがとうございます(*´ω`*)

毎日フランス語に触れながら過ごしてるとまぁ慣れてくるもので、会話は出来ないにしろ書いてある事が自然に頭に入ってくるようになり仕事も捗るようになってきました。
そんなある日シェフから

お前二階レストランいってみるか?

今までいたのは1階のカフェレストラン。
2階のレストランは鉄板焼きコーナーもついたバリバリフレンチのレストランです。
ちなみにこのレストラン、数多くの有名人や大会社の社長様が利用される場所という事をこの頃は知りませんでした(笑)

とりあえずなんでもやってみなきゃわからないと思いありがたくお受けする事に。
やる内容も全然違えば仕事のクオリティも全然違う。最初は野菜一つカットするのでもそれの保存方法も全てが戸惑いだらけでした。
また一からかとは思いましたが、そんな事を言ってる暇もなく(笑)
このレストランまぁまぁお高いのでめちゃくちゃ忙しいって事はなかったのですが毎日コンスタントにお客様がいらっしゃるのでそれなりに仕込みやらなんやら。そんな中レストランに来た以上避けて通れなかったのが鉄板焼き。
この鉄板焼きは料理人の仕事でも特殊でどこにでもある機材ではないので後々思ったのはここで色々教えて頂き経験できたのは良かったなと。
ただやはり色々難しい事沢山でしたね。
単純に触れない、味見できない。
これだけで十分難易度高いですよね(^_^;)
その上頭付きの車エビを包丁←サービスナイフとフォークだけで捌いたり、肉の焼き加減やったりガーリックチップやガーリックライス。
毎日休憩時間今度は鉄板焼きの練習に変わっていきました。
かれこれデビューまで2ヶ月ぐらいかかりましたかね。先輩にはこれでも早い方や、教えた人がええからなと言われてました。
ただ鉄板焼きって作るだけじゃないんです。
そう、お客様の目の前で焼くのである程度のトーク力がいる訳で・・・デビューしたのが19歳の冬。
見た目は年齢よりも上に見られてましたが言うて19歳の若造ですよ。
お客様は社長さんやお金持ちの方ばかり。
焼く技術よりもトークが最初は一番しんどかった。
トーク力ってそうそう頑張った所で・・・でも諦めててもしょうがないからですね。
この頃から毎日新聞3紙ぐらいあと週刊誌と女性誌、とりあえず世間の情報を知らなすぎたのでそこからはじめましたね。
あとは先輩方に良く連れていかれてたクラブやスナックみたいなとこで積極的にしゃべるようになったとかですかね(笑)とにかく場馴れしたいのと知識量は大事なんかなと思って思いついたことやってた感じです。

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