はじめてであったひと


色々な人に会ってきて
なんとなくこんな人なんだっていうのが
良くも悪くも早く気付くタイプなんです、私
特に攻撃されたり、執着される事が多かったから
そういうにおいに敏感で

でもこの間最後の最後に
分からなくなったというか
覆されたというか
とにかくはじめての経験をした

前の上司
かわいくて、性格よくて、真面目で、センスよくて
皆んなに慕われてて、本当に完璧な人
こんなにキレイに生きている人が世の中にいるんだって思うくらいの
キレイ過ぎて、周りが汚い部分見せられないって言うくらい

でも、そう見られてる人って言わないだけで
たくさん苦労したり傷ついてきた人だと思ってて
私の性格も見抜かれてたから
お互い言わないけどなんとなく、どこかで繋がってる気がしてた。
だから、私は彼女の前では割と素に近い状態でいたし黒い部分も笑いにしながら話してた
そしたら、段々彼女の黒い部分も見えてきて
人間らしい部分が分かって安心した
この人は大丈夫な人だって

でも退職の時から様子がかわってきた
責められもしなければ、守られもしない
寧ろ何も言わない
ただただ上の指示に従って私に伝達するだけ
そこに自分の感情は一切入れない業務連絡
もちろん謝罪も感謝もなし
逆にこちらから謝罪と感謝をしても
無反応
何で私が謝らなあかんのと思ったけれども
感情が分からなくて結局一番怖い人になった

勝手に繋がってるって思ってただけで
高いレベルで人に合わせられる人なんだと
辞めてから分かった
だから本当に全員に優しいし
誰にも怒らないし、責めない
何か起こった時も平気で自分の責任にして
最短で片付ける
根っからの面倒臭いことが嫌いな人なんだと
だから誰に対しても感情がなくて
私みたいな去る者に対してなんか尚更

また一つお勉強になりました
ありがとうございます

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