ポップな憎悪。
おはようございます。後藤です。朝起きて夜眠る。そんな人間らしい生活を送ることが苦痛で堪らないわたし。やはり未だ夜の中の人間なのでしょうね。過去に生きることは、ときに残酷な攻撃を仕掛けてくるケドも、ときにわたしに心からの安堵を与えてくれる。思い出は美化されていくんですよ。あの星の輝きよりも眩いキラキラした風俗街も、黒服も、パネルマジックが誘う性欲の解放も、グリンスやイソジンやアルコールの香りも、大好きだったあの人も。黒歴史なんかじゃないの。わたしの精神は未だそこで生きていたいと叫んでいるのです。生活が安定すればするほどにぶっ壊したくなる。マゾヒスト。
以前、CRUNCHで活動していたときに少しお話させて頂いた作家さんに「後藤さんに出せるモノは、ポップな憎悪だよねー。」という嬉しいお言葉を頂いたことがある。単純なわたしはポップに憎悪を作り上げることが物書きのテーマになった。今、カクヨムで掲載をしている【サイケデリック エンジェル。】も、どろどろな憎悪に溢れさせていこうとしている。主人公を、そしてその主人公を取り巻く人間たちも、どうやってぶっ壊していこうかと考えるだけでゾクゾクする。こんなところで出てしまう隠されたサディズム。けれども、わたしの言葉選びの基準は自己満足で自分好みの自慰行為と同じようなモノであって、きっとわたしが男に生まれていたら関係を持つ女にとってつまんないセックスしかしないんだと思う。AV男優のテクニックをまるで自分のモノのように駆使出来るほど、わたしにとって恥ずかしいことは無い。
さて。気合いの朝メシでも作りましょうね。
でわ。