クソ監督
初めまして。
某チームのU16のコーチをしています。
今回は題名の通り【クソ監督】について話そうと思います。
僕はコーチに就任してから1番初めに思ったことは…
『こんな指導者には絶対になりたくない。』
監督の指導を実際に観て一緒に働き切実にそう思いました。
練習中、試合中はずっと指示、指示、指示の嵐。
怒鳴り散らし選手の判断を奪い、プレーするのが怖くなっている。
その指示も
『動け、走れ、行け、戻れ』
このような指示ばかり。
次第には気付けば選手たちが監督の顔を気にしながらプレーしている…
ミスしたらどうしよう…
このプレーでいいのかな…
このプレーをして怒られたらどうしよう…
僕には選手のプレーする姿にそう感じました。
果たしてこれが選手のため、選手の成長に繋がるのか。
考えなくてもわかる。
ただ1番危険なのはそれに監督が気付いていないこと。
自分はすごい監督だ。俺に文句あるやつはでてこい。そうゆう監督なのだ。
自己満が行き過ぎている。
僕は予想していた。
『これはもしかすると暴言だけでは済まないようになってくるのでは…』
案の定自分の思い通りにいかなかった監督は選手に暴力を振るいました。
本当に最悪な監督だなと改めて感じた。
去年1年間で僕が観た暴力は3.4回あった。
そうゆう監督に限って
明確な育成理論、ビジョン
求めている選手像
チーム・ゲームモデル、TRプラン
分析力
そのためにはどうしなきゃいけないか
全くない。
ただ戦える選手
ただ走れる選手
求めているのはそれだけ。
なぜ戦える選手が必要なのか。なぜ走れる選手が必要なのか。全くディテールがない。
だからこそ、練習中、試合中は怒鳴るだけで何も分析せず吠え続けるのだろう。
ミーティングも8割がメンタルの話。
もちろんメンタルは大事なのはわかる。
ただ内容が
一生懸命頑張ろう。
チームのために頑張ろう。
勝つために頑張ろう。
1日1日を大切に。
そんなこと誰でもわかっている。
全く中身のないことばかり。
それを導き出すのが僕ら指導者の役目。
枠組みが大きすぎてなにを頑張るのかわからない。
全く具体性のない内容で、ただ頑張ることが目的になっているように思う。
選手がどれだけ伸びしろがあっても成長に限界を感じる。
僕は選手がそうならないためにも日々自分が成長しないとと思い、様々な情報を入れるようになりました。
色んな人から話を聞きたり、今では簡単にネットで世界の情報を収集することができる。
自己投資と思い、本や映像で世界の戦術や理論をインプットしています。
まだまだ自分も成長段階ではあるが、その間にも世界のフットボールは進化している。
乗り遅れないように、常に頭の中をアップデートし続けなければならない
【クソ監督】にならないためにも
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