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【うなぎのう】うなぎのまさ

大阪の自宅から徒歩圏内にできた鰻屋さん。谷町9丁目の交差点南西にある。気になっていたがなかなかいく機会がなかったのだけれど、先日のお昼に訪問することができた。

お店:うなぎのまさ
場所:大阪府大阪市天王寺区生玉町1-31 1F
(2024.07.13訪問)

お品書きを見ると、鹿児島・三河から直送している鰻を使用しているとのこと。のちに仕入れた情報によれば、うなぎは活きた状態で仕入れて、その大きさにもこだわるなど、店独自の基準を満たさないものは提供しないという。
定番メニューは〝うな重(一尾使用)〟で、うなぎが二尾入った〝うな重極〟もある。ご飯にもこだわっているようでうなぎにあった粘り気が少ない「笑みの絆」が使わている。
カウンター8席。新しい店なので白木のカウンターが綺麗で印象的。

さて、うなぎの産地。
お店として積極的に唄いたいところだけれど、何も言っていないお店は輸入養殖うなぎといったところだろう。うなぎだけで味の良し悪しが決まるわけではないが、ここで日本のうなぎを少し整理する。
 うなぎの名産地は生産量順に、1位が鹿児島県、2位が愛知県、3位が宮崎県であり、この3県が全国生産量の8割以上を占めているが、うなぎといえば静岡県のイメージが強いものの、意外にも上位3県には入っていない。
 1位の鹿児島県は全国のうなぎ生産量の約半分を占めており、特に大隅半島では、うなぎの養殖に使われる天然シラスウナギが豊富に獲れることで知られている。温暖な気候と、霧島などの豊富な名水、ミネラル豊かな地下水といった自然の恵みが、質の高いうなぎの生産を支えている。
 2位の愛知県は鹿児島県に次ぐうなぎ生産量を誇り、特に西尾市・豊橋市・高浜市で養殖が盛んです。「一色うなぎ」や「豊橋うなぎ」はその名を広く知られている。
 3位の宮崎県は、オリジナルの餌で育てられたうなぎが特徴です。特に佐土原の「和匠うなぎ」は全国的に有名なブランドの一つとなっている。

うな重 【並】(三河産一尾 お新香・味噌汁付)4,200円

で、うなぎのまさは、このうちの鹿児島と愛知県のうなぎを使っているということになる。

今回はうな重 【並】(三河産一尾 お新香・味噌汁付)4,200円を注文。
焼きもタレも上品なあっさりとした味付け。美味しい。次回はうな重 【極】 (三河産・鹿児島産二尾使用 お新香・味噌汁・肝・とろろ付)を頼んでみよう。


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