【愛馬日記】鼠小僧次郎吉の墓
本格的に寒くなってきた。今年最後のツーリングをどうしようかと思いながら12月目前になってしまった。鎖骨と腰椎骨折から一年半。今日は覚悟を決めてソロツーリングを兼ねて蒲郡市にある『委空寺』に行く。天気予報の最高気温が15℃なので、完全真冬装備で出発。名古屋市内から委空寺のある蒲郡市まで片道約60kmの往復120km。とても寒かったです。
今回の目的は「鼠小僧次郎吉の墓」へお参りすること。処女作となる短編小説の主人公である鼠小僧次郎吉のエピソードは実はこの蒲郡市の資料を見たことに起因する。鼠小僧次郎吉の墓は東京を含めて何カ所かあるのですが、そのうちのひとつがこの委空寺にあります。蒲郡市は次郎吉の母の故郷であり、次郎吉が極刑の後、その遺髪を江戸から持ち帰り弔いの墓を建てたというのが、この委空寺の次郎吉の墓の云い伝えです。
(墓脇の碑の「平成二十年建立」の意味をちょっと謎解く必要はあるのですが。。。)
委空寺は住職のいないお寺で普段は誰も居ないとの事前情報は持っていました。それでも墓マイラーと呼ばれる人が居るかもと思いながらの訪問です。実際には大型バイクで行くには気を遣うような住宅と畑に囲まれた場所に有りました。表通りから入り組んだ場所にあり、しかも目的の次郎吉のお墓はいわゆるお寺の裏側にひっそりとありました。供花なしでお墓参りを済ませ、なんか怪しく思われないかなと思いつつ、次回はちゃんとお花を供えようと心に誓い、帰路に着いた次第です。
追記:
はてさて、今年最後の『目標』を達成できるかどうか。その願いを「鼠小僧次郎吉の墓」にお願いして帰って来ましたが、今度は行く時はその結果を伝えに行けるように頑張ろうと思います。