六波羅蜜寺と空也上人
三連休の初日に六波羅蜜寺を訪問しました。
最大の目的は空也上人像を見ること。朝七時前にJR京都駅に到着し京都駅東側に移転した母校を横目に高瀬川沿いを散策しながら五条通まで出て六波羅蜜寺を目指しました。
六波羅蜜寺は8時に開門ですが、少し前に着いたので六道の辻まで行き幽霊子育飴の店を確認し、ここが「あの世とこの世の境なのか」と思いながら時間を潰しました。ちなみに幽霊子育飴の逸話はゲゲゲの鬼太郎の鬼太郎誕生のモデルになっています。
六波羅蜜寺のご本尊である十一面観音は秘仏で12年に一度しかみれません。幸運なことに来年2024年にご開帳されます。 空也上人像は昨年2022年5月に完成した収蔵・展示施設の令和館の2階に展示されています。真後ろから見ることはできませんがガラス越しですが、間近で前・左・右の三方から見ることが出来ました。 やはり写真よりも実物です。
令和館には他にも重要文化財の像が展示されています。開館と同時に入館したので来館者が少なくじっくりと見ることができました。ちなみに令和館は8時半に開館、入館料は大学生料金で500円です。
空也上人像以外では『美しいな』と感じたのは地蔵菩薩立像、それと運慶・湛慶坐像は本当にリアルで今にも動き出しそうに感じました。
制作された当時にこれらを目の当たりにした人たちはどう感じたのだろうと思うとゾクゾクしてきます。