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友達が少なくてさびしい

前々からなんとなく認めてきたことではあるけど、どうも私は友達が少ないっぽい。そのせいで最近暇で仕方がなく絶望的にさびしい。

大学進学を機に一人暮らしを始めた。サークルにも部活にも入らなかったので、できた友達は学部が一緒の子数人と家が近くの子数人。付き合いが続いている高校時代の友達を含めても友達と呼べる仲の人は少ないが、ほんとに好きな子たちばかりだし、なにより当時の私には心と時間をたっぷり、それはもうモリモリと使いまくっていた「2次創作」という趣味があったのでさびしさを感じる暇は正直なところなかった。漫画を描いてはTwitterにあげ、そこそこ反応をもらっては承認欲求も良い感じに満たし、その界隈でできた友達と絵を描きながら7時間ぶっ通しで通話することもあった。最終的には自分の本を作ってビックサイトまで行って売ったりもした。ほんとに楽しかったのだけれど徐々に熱が冷めていっている自覚もあったし、作品との向き合い方が不誠実になってきている気がしていたので、そのサークル参加を最後にオタ活はやめてしまった。その数ヶ月後には10ヶ月の留学が始まり、それはもうラッキーなことに楽しくて仕方なかった。

で、今。帰国してから1ヶ月がたった今。大学が始まるまで実家にいる私はものすごくさびしくてつまらなくて絶望するのに疲れている。実家は田舎で大学のある場所からまあまあ離れていて、気軽に会える距離じゃないこともあり友達とはあまり会えていない。帰国してすぐ声をかけたものの予定があわずそのままになっている子が多い。というかそもそもの友達の数が少ないので2、3人会えないとなるともう手持ち無沙汰になってしまう。そして今の私には有り余る時間を消化し、心の熱源となるような趣味がない。漠然と何か始めたいと思いつつも何もやりたいことがない。強いて言うならデートとかしたいけど相手がいない。新しい友達がほしいけど出会いのきっかけがない。自分という人間の惨めさとくだらなさと魅力のなさと不甲斐なさと空っぽさに飽き飽きする。さびしいときにさびしいと言えないプライドの高さには一体なんの意味があるのか。

綺麗事で上手くまとめたところで満たされるわけでも気持ちよくなるわけでもないので、私は何にも納得せずこの話を終える。あーあ書き殴ってもあまりスッキリしなかったな。


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