【検査編】Majiでパニくる5秒前〜恐怖のMRI〜後編
閉所恐怖症の私がMRI検査を受けることになってしまい…ドッキドキの後編です。
MRI室に案内され、ドキドキMAX!
脳下垂体は深いところにあるので、検査には20分はかかると説明を受ける。
史上最長の20分…始まる!!!!!
予想外だったのは、耳栓を渡されたこと…閉塞感UP!ヤバい!
問診票に狭いところが苦手かどうかの項目があり、「はい」と付けていて、辛くなったらこれ押してとボタンを渡された…けど、これってみんな渡されるのでは!?
MRIの台に寝てから、頭と胸の固定もあり、締めつけが辛い。特に胸の固定は、呼吸が苦しくなると感じがするのでヤバい。
固定された私はMRIの中に吸い込まれていきます…あぁ〜、逃げられない感覚キター!逃げたい!どうしよ!でも、逃げても仕方ないし…足がソワソワ動きます。
たまに「大きな音がします」「気分が悪くなったらボタンを押してください」と検査技師さんの声が聞こえるんですけど、それもドキッとして、パニックを誘発しそうだったので、やめて〜と涙。これ、もしもカメラついていたら、めちゃくちゃヤバい顔してただろうな〜、ついてたらどうしよ。その時はそれどころではなかったんですけど、あとで冷静になって思いました。
パニくる寸前になって、夫と練った「好きな曲を脳内で大声で歌って耐える作戦」を思い出しました。
もう、これしかない!好きなアーティストのアルバム(聞きまくっていて曲順もばっちり!)を脳内で大声で歌い出す!
目に涙をためながら、脳内で大声で歌っていると、「終わりです〜。」の声。
ヘロヘロになりながら、無事帰還!!!!!作戦を一緒に考えてくれた夫に感謝!
この作戦がなかったら、多分、耐えられませんでした。
後日、結果を聞くために受診。
脳下垂体に極小さな嚢胞(液状のなにかが入ってる袋)があるという結果でした。それでプロラクチンが若干高い値なのかもしれないと。不妊治療でプロラクチンを下げる薬を飲むのは問題ないということでした。もちろん手術をするというほどではなく、薬を飲むほどでもない。良かった良かった!一安心〜と思っていたら…
「半年後にもう一度MRI検査をして、念のため嚢胞が大きくなっていないか確認しましょう。」という先生の言葉が…
……ん?ん?またMRIやるの?嘘でしょ!?またこれやるの?プチパニックを顔に出さないようにしながら、「わがりまじた…。」と苦々しく答え、診察室を出ました。
は〜、本当に色々な経験してる〜。これも不妊治療をしていなかったら、経験しなかったことかも。しかし、今回、MRIという閉所で頑張れたことは私にとって結構自信になりました。またまたレベル1UPしたぞ!
つづく
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