【検査編】こうせつ先生に励まされて…!
MRIでの死闘を終えた私。でも、休んではいられません。
まだ精密検査は残っています。
血液検査で異常が見つかった項目、2つ目は抗核抗体。
40倍を超えていると陽性で不妊治療的には精査が必要。この検査は偽陽性が多いとのこと。もし、陽性だったとしても、ほとんどの人は生涯自己免疫疾患を発症する可能性はない。
健さんによると、免疫異常があると、それに引っ張られて抗核抗体も陽性になることがあるようで、それがないかを調べるためにリウマチ科のあるクリニックに紹介状をもらいました。
いざ、受診。
じいちゃん&ばあちゃんたちでものすごく混んでいて、3時間待ち…。
皆さん、楽しそうに話しながら待っていて、なんだかほっこりしました。不妊治療クリニックにはない光景。あとは、診察室から先生のめっちゃ大きな笑い声が聞こえるんですよ。で、じいちゃん&ばあちゃんがみんな満たされたような笑顔で診察室から出てくる…ますますほっこり。先生、どんな人なのか…!
実は、私は尋常性白斑という肌の色素が抜けてしまう症状があって、これも自己免疫が絡んでいるのではないかと言われていました。私の場合は頭皮(額に近い)と首の一部に白斑が。見つけた時は本っっ当にびっくりしました。その頃は、助産師の仕事が忙しくて、ちょっと辛い時期だったので、過度のストレスが原因?と思っていました。身体が遂にSOS出したなと。でも、白斑って今でも原因は不明なことが多いらしい(化粧品とか明らかなのは除きますが)。白斑部分の頭皮から生えてくる髪の毛も白くなってしまうので、部分カラー必須。うさぎみたいな真っ白な柔らか〜い毛が生えてくるんですよ〜。厄介だけど、ちょっと可愛い。あと、ブラックジャックみたい。
一時期は皮膚科でもらった薬を塗ったり、白斑部分に紫外線を当てたりしていましたが、良くならなくて、通院はやめ、白斑と付き合っていくことにしました。
なので、抗核抗体陽性と言われた時にちょっとドキっとしたんですね〜。体質的に自己免疫強めなのかなと思っていたので。
南こうせつ似の先生に白斑があることを伝えると、検査項目をいくつか増やしてくれました。「教えてくれてありがとね〜!」と。いい先生!
抗核抗体40倍で本当に何かの病気の人は10人に1人だから、おそらく大丈夫じゃないかと思うけどと言われました。
そういわれても、やっぱり検査結果を聞くのは怖いですね…。
翌週、結果を聞くために受診。
抗核抗体は陰性でした。良かった!抗核抗体は2回続けて陽性だったら、陽性と判断するので、診断上は陰性。
では、なぜ1回目に陽性と出たのか?IgE抗体(体内に入ってきたアレルギー物質に対して働きかけ、身体を守る反応–くしゃみとか咳とか–を起こす)の数値が基準ギリギリ。猫を飼っているとか、花粉症とか、関係ありますかと聞くと、それは関係ないと。
そうではなく、免疫異常の1つで、外界刺激や物質に対して人一倍、身体が反応しやすいということのようです。これが妊娠・出産にどう影響するかは分からないと…。
怖っ…。妊娠しないと分からないとか賭けじゃないか…!今のところ、治療適応ではないですが、私の場合、白斑が出たりもしているので、将来的に何らかの自己免疫疾患を発症して、治療が必要になる時が来るかもしれないとのことでした。
いや〜、なるほど。今後、気をつけておいた方が良い病気が分かったのはとても大きな収穫でした。
ここまで説明してくれるなんて、この先生とっても丁寧!ありがとう!こうせつ先生!最後に、「不妊治療、頑張ってくださいね!」と言ってくれました。温かいな〜。こういう言葉、とっても嬉しい。
もしも、症状が出た時にはこうせつ先生にお世話になりたい(発症しないことを祈るけど…)!
これにて、精密検査は終了!
勝クリに戻って、残りの検査するぞ〜!と意気込みMAXな私たちなのでした。
つづく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?