登山者のための情報商材:パートナー確保
パートナー確保、これは殆どの登山者が試行錯誤するテーマ。
折角なので、いくつか考えてみました。
古くからの友人
登山を始めたきっかけとして、別の繋がりの友人、仲間と一緒にという方も多いだろう。
気心知れているというメリットがかなり良い。双方の性格や考え方もある程度わかった上で一緒に行くので、予想外のところで登山が止まってしまうことも少なかろうと思います。
一方で、皆が登山にのめり込むわけでもない。行きたいところに一緒に行く力がない場合はパートナーとしてどうか、悩んでしまうかもしれない。
山岳会
一緒に行く人を探すには、古くは山岳会に飛び込むのが一般的であった。2000年代前半までは、登山雑誌に各山岳会が会員募集の広告を出していたのはもはや昔の話になっているが、それでも、現在も活発な山岳会は各地にある。
山岳同人とは違って、「指導」や「会務」が発生する「組織」という点が大きな特徴になる。
先輩から教えてもらったり、備品を借りたり、自分一人ではできないことを実施しやすいのは大きなメリットです。
他方で、会務や人間関係があるので、そこは社会生活とそんなに違わない部分もあるので、そちらが大切という場合は、しっかり見極めた方がいいのかもしれません。
間違っていたとしても、ボスのいうことに絶対だったり、意見すること自体がタブーだったり、色んなルールがある場合もあるので、丁寧に見極めたいところです。
ネット(ブログ、SNS)
こちらは、21世紀になってからメジャーになっている方法ですね。ブログやヤマップ、ヤマレコに自分の記録を挙げておくと「履歴書」代わりになるので、相手から、実力を見極めてもらいやすくなります。
また、SNSで交流するなら、お互いの性格や嗜好も見えてくるので、やりやすいかもしれません。
一方、ネットやSNS上ではすべての情報があるわけでもないので、「違う」可能性やリスクも少なからずあろうかと思います。
講習会、ハイブリッド型イベント
日山協、労山、登山研など各種団体が主催している講習会に参加して、近しい仲間を探すのもありかもしれません。パートナーが見つかるかは断言できませんが、数日間、一緒に登山をするので、お互いに見極められる点はすごく良いと思います。(私は運よく見つかりました。)
また、ウィンタークライマーズミーティングやシン沢屋交流会のようなある種エクストリームのイベントに参加して、山行を一緒にするのもアリかもしれません。「実力不足だから、、、」と躊躇する気持ちも分かりますが、多くのエキスパートは実力が足りない方にも優しい傾向もあるようにも見受けられます。もちろん、こちら側の熱意が大切です。私の場合は、エキスパートが苦手とする事務を引き受けて仲間に入れてもらった経緯もあります。得意なことを活かせるといいですね!
ガイドツアー
ガイドツアーに参加して仲間を募るのもありかもしれません。ガイドの元、一緒に登山をした人だったら、安心して一緒に行けるかもしれません。しかしながら、ガイドツアーで出会った人同士がその後一緒に行くケースは少ないような印象もあります。
単独行
誰かと行くと疲れるから、一人で行く。これもありだと思います。
まとめ
ここまで書いてみましたが、体力、技術、志向が合う方は貴重ですので、大切にしていきたいですね。
2023年の私の場合は、相対的に事務作業が得意と理解しているので、講習会やオフラインイベントに参加&企画側のお手伝いをして、仲間を増やしています。私のように力がないものでも、運営側になると、声をかけてくださる方も増えますので、事務作業が嫌でない方には良いと思います。