映画「胸騒ぎの恋人」を観て。
原題:Les Amours imaginaires
邦題:胸騒ぎの恋人
監督:グザヴィエ・ドラン(2010年)
あらすじ: 親友同士である、マリー(モニア・ショクリ)とフランシス(グザヴィエ・ドラン)。マリーはニコラ(ニールス・シュナイダー)という青年が好きになったものの、フランシスも彼のことが好きになってしまう。二人は恋に落ちるプロセスを冷静に検証しようとする。
感想:ドキュメンタリーかな。
ここまで人間の繊細で機微な心と感情の変化を描けるなんて。
同性だからこそ接しれる距離感と、異性だからこそ醸し出せる空気感と。痛いほどビンビンに伝わってくる。
ワタシ自身、好きになった人に対して、自分も男だったら気軽に連絡して会えるのになって、関係の終わりにくい友人でずっといられるのになって思ったことが多々ある。でも、同性愛者からしたら全く逆の考え方なんだよね。人間って複雑で無い物ねだり。
人間は、寂しさや苛立ちを感じると人と体を重ねるのは普通のことなのかな。ワタシにはわからないなあ。それにしても、身体の曲線美や唇の重ねた影とか全てエロチックなはずが芸術的で素晴らしすぎる。
音楽や色彩、画面構成、心理描写。全てにおいてグザヴィエ爆発!いやあ素晴らしすぎる。特にこれは音楽だ〜。「私はロランス」で、赤は怒り、または情熱を表すって言ってた。それ踏まえて見たらラストのフランシスとマリーが赤い服着てるの、最高じゃない?怒りの火がふつふつとしてた中、それが情熱の炎に切り替わる。とてもよきラスト。
片思いあるあるが満載で。。偶然装おうとするフランシス、可愛いね。
グザヴィエ映画を見ると、タバコ吸いたくなる。
#LesAmoursimaginaires #xavierdolan #nielsschneider #moniachokri #movie #france #canada #lgbt #lgbtq #胸騒ぎの恋人 #グザヴィエドラン #ニールスシュナイダー #モニカショクリ #映画 #洋画 #フランス #カナダ #映画好きな人と繋がりたい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?