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utaco
2015年7月17日 23:24
わたしは子供の頃から、ずっと、あのくぼみに嵌った硝子玉に魅了されていた。どうしてそこにあるのかと。どうしたらそれをこの舌の上で転がすことができるのかと。 綾と詩を。初めての企画は、新月の夜。星たちが始まりを告げる日。主催者として、まずは、出演してくれた人たちのことを書こう。 「ラムネ瓶に浮かぶ月の夜」音子ちゃんが私たちらしいタイトルだと言ってくれたのが嬉しかった。伊藤詩織さん
2015年7月19日 07:45
わたしの名前と、しーちゃんの名前の頭の1文字ずつをとって、綾と詩を。というユニット名に改めたのは6月のこと。リリーガーデニアは正直私たちのことをデフォルメし過ぎていた名前だなあと思う。綾と詩を。の方が、シンプルでしっくりくる。しーちゃんもこの日のことをブログに書いてくれた。「綾乃ちゃんがほとんど準備を」なんて書いてあるけれど、この企画はしーちゃんの存在と支えがなかったら、これだけ素晴らしいもの
2015年7月17日 08:11
銀と鉛の海が溶けて夕焼けで赤く爛れる空星屑あつめ浜に敷き詰めるラムネ瓶に浮かぶ月の夜 あなたの足跡辿って世界の果てまで来た眩い鳥たちの群れ影をなくしたの あの人 いけない人もう戻れないから虹色に輝いた硝子玉 廻る 銀と鉛の海が溶けて栗色の髪が焦がれる頃待ち惚けの日々が報われるよう見えない月に祈っていた あなたの足跡辿って世界の果てまで来た盗んだ