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1日1枚、チェキで日記を付け始めた。

去年のクリスマス、夫が新しいカメラをプレゼントしてくれた。
チェキ史上最小のチェキ、instax pal(以下:パル)だ。

縦横高さ、いずれも4cm程度しかなくて、手のひらにすっぽりと入ってしまうサイズだ。

元々持っているinstax miniLiplayで印刷をしている。パル自体はチェキフィルムよりも小さい。

もちろんこの機種だけでチェキを印刷することはできないので、別途プリンターが必要になる。
パルの画像を専用アプリでスマホに送り、チェキプリンターで印刷するという流れである。

パルには名前をつけることができる。アプリ上で動くのでペットみたいな印象を受けてかわいい。
今へこんでいるのは多分充電が少ないからである。

折角プレゼントしてもらったわけだし、何か活用法はないか考えてみたところ、毎日チェキで写真日記を残してみようと思いついた。

チェキ日記をつけるに至った経緯、そして、続けることで得たことについて今日は述べていく。

チェキで撮った日々が出てきた


クリスマスから遡ること2週間前、私はちょっと早めの大掃除をしていたところ、以前にinstax miniLiplayを買った頃に撮っていた大量のチェキが出てきた。その中に、チェキ日記をやっていた頃の写真が含まれていた。

miniLiplayでチェキ日記を始めたものの、色んなところに持ち歩くと荷物がかさばるし、途中でフィルムを買い足すのが面倒になったこともあり、10日程度で挫折してしまった。
ただ、改めて見返すと、日付とともに添えられている一言を読むだけで、その日にどんなことがあったか?どんな1日を過ごしていたかをそれなりに思い出すことができた。
そうやって、自分の中で忘れがたい10日間があることに小さな喜びを感じた。

もし、1年を通して1日1枚些細な記録を残していたら、自分にとって色濃い1年を過ごすことができるのではないだろうか?
そんなことをぼんやり考えていたところに、クリスマスプレゼントとしてパルがやってきたので、その日から始めることにした。パルはキーホルダーくらいのサイズしかないので、どこでも持ち歩きやすい点も後押ししてくれた

don't just take, give.はinataxのブランドフィロソフィーらしい。パルを買った時にこの包み紙を見つけて、なんだか残しておきたくなって花瓶の花と一緒に撮った。


とりあえず3ヶ月続けてみようと思い、チェキのフィルムは100枚買った。


チェキは「読み返せる日記」

毎日の写真はチェキ専用のアルバムケースに入れて保管している

2022年から2023年の5月くらいまでは文字で日記を書いていた。その日にあった出来事、感じたこと、詳細に書いた。けれども、辛かった出来事があった日は、それを思い出すのも書くのもものすごく気力が必要だったし、どれだけ頑張って書いても読み返すのが恥ずかしくて、結局その時限りのものになってしまっていた。仕事も忙しくなったので全く書けなくなった。

一方でチェキは写真なので、自分の感情から距離を置いた日記が残せる。文字を書くにしても20文字くらいが限界なのでそんなに手間じゃない。

仕事が忙しかった日は必ず締めにオロナミンCを飲むと決めている。この日は仕事納めでもあり、極めて忙しかった。
文字だけだと悲しい出来事(大袈裟)なんだけど、写真のおかげでクスッと笑える瞬間になったと思っている。
大きなイベントがあった日でも原則1日1枚。映える1枚に越したことはないけれど、その日何があったか思い出せる1枚を選ぶことを心がけている。
忙しくて写真を撮っている暇もなかったか、ほとんど何のネタもなかった日々のチェキたち。


どんなに楽しい1日を過ごせても、翌日が忙しかったりしんどいことがあるとすぐに忘れてしまう。そのうちに、自分はあんまり毎日を楽しめていないのではないか?と考えてしまう。
けれど、一度チェキ日記を開くと、楽しかった1日の写真が出てくるし、忙しい日でもちゃんと食事だけは摂ってるんだな、と(忙しい日は大体食べたものの写真になりがち)振り返ることができて、頑張ろうという気持ちになってくる。

今の私にとって、チェキ日記は、ただ撮って記録するだけじゃなくて、未来の自分に元気をあげるツールになっていると感じている。


これからもコツコツ続けていこうと思います。



普段はPapershootというトイカメラで撮った写真をSNSに投稿しています!
こちらの記事も併せて一読いただけますと嬉しいです。


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