
トイデジカメで撮る日々①-トイデジについて-
どうもこんにちは。KOTOと申します。
Twitter(@5103_koto5)で主に風景写真や日々のありふれた景色の写真を投稿しています。
その投稿の中で私は「トイデジカメ(通称:トイデジ)」を使った写真を投稿することがあります。
今日はそんなトイデジについて、私がトイデジにハマるきっかけとなったカメラ、VQ1005の写真を用いながら紹介していきます。
写真を撮ることに対してマンネリを感じている人や、少し変わった写真を撮りたいと考えている人の参考になれば幸いです。
トイデジカメって何?
そもそもトイデジカメとは何か?
明確な定義はないようですが、比較的低価格でクセのある写りをするおもちゃカメラのことを指すようです。
2000年代は安価で手に入るデジタルカメラとして愛されたようですが、スマホや携帯電話に高性能カメラが搭載されるようになってからは、「記録用」としての利用は衰退していきました。
今でも年に数種類は新機種が登場しますが、ほとんどは生産終了しているため、中古で手に入れるのがメインとなります。
何故今更トイデジで撮るのか?
ところでこのトイデジ写真、先ほどから載せている写真を見てお気づきかもしれませんが、ピントが甘かったり、画質はあまりよくなかったりします。
これ以外にも、シャッターを押しても写らなかったり、すぐに電池切れしたり、とんでもない白飛びを起こしたり...と決して高性能とは言えないカメラがほとんどです。
スマホでも充分綺麗な写真が確実に撮れるこの現代に、なぜわざわざ画質が悪くて性能も良くないカメラで撮るのか?
私も撮る前まではそんなことを思っていました。
そもそも私が初めて手にしたトイデジ(VQ1005)は、他のフィルムカメラを中古で買った時におまけとして頂いたものでした。
だから長い間押し入れの奥で眠っていました。
しかし去年の秋頃散歩をする時に、キーホルダーサイズの小さなカメラだったこともあり、一眼レフとは別に持ち歩いて写真を撮ってみることにしました。
VQ1005の記録メディアはSDカードですが、再生画面がないのでその場で画像は確認できません。だからどんな写真が撮れているのか分からないドキドキを抱えながら、家に帰ってパソコンで開いてみました。
すると撮れていた写真達は、なんだか懐かしく、寂しげで、今にも消え入りそうな刹那的な色と描写をしていて、私はあっという間に心を奪われました。
そして、残せているかどうか分からないという不確実な要素が「撮って残す」という行為に一層貴重さを感じさせてくれるようになりました。
以来私はトイデジにハマり、様々なトイデジを集めて写真を撮るようになりました。
おわりに
今は使っている人も少ないし、新しく生産されることもほとんどないトイデジ市場ですが、もし皆さんの家に眠っているものがあれば、是非写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
普段の通勤路や窓際の風景もかけがえのないものに思えてくるかもしれません。
これからも他のトイデジ写真をnoteやTwitterで投稿するので是非見てくださると嬉しいです!
Twitterはこちら
最後まで読んでくださりありがとうございました。素敵な写真ライフを!