四法印
らしくもなくマジメな話です。
自分用メモの要素が99.999%なので引き返し推奨。
ここ1年ほどの自分はというと、過去のイヤな出来事をズルズルと引きずり、悪いことは全て嫌いな相手と社会のせいにし、現状を変える気がない自分を嫌悪し、ありもしない被害妄想をして、本来の自分がわからなくなって、精神的な薬を飲んで、現実逃避して、どうやって人生の幕を引くのかということばかり考えたりしていました。
そんな中でもすこしだけ意識の変容があったので、忘れないうちに書き記しておきます（すぐ変わってしまうかもしれませんが）。
友人に数人「悟ってるよな」と思うような人たちがいます。
客観的に見たら相当に苦しいであろう彼らの話の断片を聞くと「自分が同じ目に遭ったら今よりもっと辛いだろうな」と思えるようなことばかりなのですが、しかしながら彼らはわりと淡々としています。
自分は苦しいのに彼らは平気で、彼らのことを悟っていると思うのは自分に人間の心が残っているからではないのかなと思ったわけです。
心が残っているのが悪いことみたいな物言いですが、要はもっと自分の苦しみや悲しみをまっすぐ受け止められる心が欲しいと思っていたのです。
苦しみ・悲しみ・怒り、負の感情を受け止める心について考えてみたら、お坊さんから聞いた話をぼんやり思い出しました。
ここ数年で祖父母を立て続けに亡くしたのですが、その間しょっちゅうお寺に行って祖先にお線香あげて、ついでにお坊さんからお経の解説や法話を聞いたりしていたのです。
話の内容はほとんど覚えていないですが（はずかしい）、なんとなく今の苦しみと、悟ってる知人と、聞いた法話と、点と点が線で繋がって、仏教においての悟りって何だろう？と唐突に興味が湧いて調べてみました。
そんな中でみつけたこの２つのページに衝撃を受けました。
世界は、物事は、自分は常に移り変わっていて、そのすべては一体で、そこには我というものはないこと。
それに気づいていないから執着する心が生まれ、誰しもが苦しむのだということ。
それを理解して、自分を、世界を受け入れた先に悟りがあるということ。
ウジウジしてたのがしょうもないと思うくらいのインパクトでした（と同時に宗教的な考えが腑に落ちてしまった自分にも驚きましたが、あまりに悩みの理由が納得できてしまいました）。
悟っていると思っていた知人とはちょっとベクトルの違う悟りかたな気もしますが、自分が目指す悟りはこっちのほうがいいかなと思いました。
彼らは最初から無を知っているような雰囲気でしたが自分は違います。マシンではありませんし、マシンになれるとは思いません（マシンという形容は失礼な物言いかもしれませんが、私の目には機械に見えるくらい感情の処理能力が高いように映ります）。
そういうわけで己と対話して、無を知る過程からスタートするほうが自分には合っているのではないかなと思いました。
祖父も曾祖父も、生前は鎌倉に毎週座禅に行っていました。
自分とは比べ物にならないくらい（大腸菌とシロナガスクジラくらいには）社会的にも人間的にも立派な人たちでしたが、彼らには彼らなりの苦しみがあって、己との対話や悟りを得たいと思うことがあって、座禅に行っていたのではないでしょうか。
そう思ったら同じ禅寺で座禅をしてみようかという気分にもなったのですが、鎌倉ということ以外に自身の持ってる情報がなかったので父に聞いてみました。
秒でインターネット検索。即ヒットしました。ネットワーク社会さまさま。
いままで一人で思い悩むことはあっても、それとちゃんと向き合ったことはありませんでした。自分を見つめなおして生きることについて真剣になれるいい機会だと思うので、一度行ってみようと思います。
それよりも父が生きているうちに座禅をしたいと思いつき、聞けたことが良かったです。10年後どうなってるかなんてわかりません。
多く見積もって月に2時間しか会わない・話さないとしても、もう親と自分が一緒に過ごす時間はほぼ100%に近いくらい使い果たしています。
ましてや知りたいことがあっても思いつかなければ聞く機会すらないし、曾祖父から続いていた繋がりが自分の代ではきれいさっぱりなくなって何も残らなくなってしまいます。
本当にいま知れてよかった。
180度別の話題。悟りの真逆。
最近はロシアでゴミ拾いをするFPSにドはまりしています。単純にプレイ時間を日数で割ったら1日6時間やってるくらいハマってます。
スト6はやめました。
このゲーム3年くらい前からずーっとやりたくて、エクストリームすぎて手をつけられなかったのですがついにやってしまいました。
極限の緊張感の中でしか得られないものがあって、PTプレイしたらそれが甘えになってゲームの一番の醍醐味が薄れてしまう気がして、8月のワイプの3日前からスタートしてずっとソロでレベル28まできました。
あと知らない人とコミュニケーション取るのがめんどくさいと感じるからでもあって、ちょっと老いを感じているところです。
kappaはムリでもいけるところまで行きたいなぁ。
煩悩や苦しみと向き合うことも大事だけど、根はクソゲーマーなんだわ。
マジメな話が台無しである。ちゃんちゃん。