![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68301470/rectangle_large_type_2_44908de5a03efb3b6cf1bbc68d537b34.png?width=1200)
Photo by
momoro66
ステイホーム
今年はずっと自宅で過ごしていた
一見何のことはない一言だが、ここに到達するまで4年もかかってしまった
0歳 夏の終わりに生まれて退院が翌年の梅雨前だった
1歳 複数の手術入院で、病院が第二の実家だった
2歳 毎月の入院が続き、病棟スタッフは顔見知りばかりになった
3歳 ICU入りを要する大きな手術で、病棟での年越しも覚悟した
最後の入院は紅葉が始まりかけた頃で、一定期間ICUで面会謝絶の期間をすごした後、付き添い入院をしているうちに季節は冬になった
脇腹から出たドレーンがなかなか抜けなかったため、一般病棟に戻ってきても個室を継続利用
クリスマスも当然のように病室で過ごしたが、このときばかりはドレーンに感謝した
何とか年末の退院が実現し、それが今のところ最後の入院になっている
家に戻ったばかりの頃はすっかり瘦せてしまった娘だったが、1年をかけてお肉を取り戻し、ついに安定して成長曲線のグラフの内側に入れるようになった
病院で過ごした日数よりも自宅での日数の方が多くなった日、この先入院がない年はいつになることだろうと思いを馳せたものだが、その頃の私に教えてあげたい
なお、この記事はクリスマスを前に作成しているが、油断したタイミングで発生する不吉なフラグを回避するため、自宅生活1周年を迎えて新しい年を迎えるまでは公開を延期する
無事に家族そろって新しい年を迎えることができたため、公開
まだまだ先は長いけれど、今年の暮れにも同じような投稿をできればいいなと思う