パラフィルムの思い出
こんばんは。
今日も冷えますね。昨日より一時間以上早く帰れてハッピーラッキーボーイです。ウキウキシャンシャン。
私は田舎で一応理系の学生をしています。理系を選んでおきながら物理はからきしダメで、化学もあんまり、生物は大好きっていうほぼ文系でした。あはは。
本質は今も変わってなくて相変わらず理系っぽいことは苦手です。
そんな私が理系を選んだ一年目、高校2年生のときの話。
私の高校では、授業の一環で研究チックなことをしていました(国の指定ですが)
で、2年のときに生物の研究コースを選んだ私は他数人ととある簡単な研究をしていたんですね。今思ってもすごく甘々なものなんですが。
その中でガラスでできたシャーレを用いてシャーレ内に培地を入れていました。
不純物の混入を防ぐために、シャーレはパラフィルムを使って塞いでしまいます。
パラフィルムというのはこれ↓
少し伸びるテープみたいなものです。テープではないんだけど……パラフィルムって何?
まあこれを使っていたんですね。
指導の先生がそれで封をしてねって言うから。一般好構成は知らないんだよそんなこと。
伸びるので、10cm巻かなければいけなかったら5cm、上手いと3cmくらいあれば足りるんじゃないかな?
でもそんなこと知らないし言われてないですから、10cm巻くんだったら10cm分使ってたんですよね。
ある日作業をしていたら、指導担当でないどことか喋ったこともない中年女性の先生から怒号が飛んできたんですよ。
「ちょっと!それ高いんだからもっと大事に使って!!」って。
勿論私が悪いんですよね。
使いすぎてたこととか、ちゃんと聞かなかったこととか。でも最初に怒鳴るかね。
ていうかそんな怒ることなら指導の先生にもちゃんと言っといてくれんかね。
あれからもう5年ほど経ちましたが(本当にあった怖い話)今でもパラフィルムを見るたびにあの先生を思い出します。
理不尽なことで怒ってきてすごく苦手で。勿論私に悪い部分はあるし、先生にも事情があるから仕方ないとはいえ。
結局その先生の授業は一度も受けることなく卒業しました。受けてたら死んでたかもしれんね。
小話ですが、私の高3のときの担任の先生は物理担当で、私はクラスで唯一生物を履修していたので、担任の先生がどんな授業をするか全く知らないまま卒業しました。今でも、恩師は生物担当の先生だと思ってます、担任でも副担任でもなかったけど笑
高校時代の会いたい先生って言われたらきっと、一番に生物の先生が出てくるな。2年間色んなことを教えてもらいました。ノスタル爺になってきた……
パラフィルム、本当に高いのかとかは知りませんが、びょ〜んと伸ばすのが面白いです。
おわり