時を超えてまた眠りにつく6人へ
今日はきっと一生忘れられない日になるのです。
本日11月3日、東京国際映画祭の中で魔法戦隊マジレンジャーでメインキャストを演じていた6人が約15年ぶりに復活されました。
15年前、私は6-7歳。もうお分かりですよね。幼少期にリアルタイムで見ていたのです。
マジグリーン、蒔人兄ちゃんが好きでした。
強くてかっこよくて。22歳になった今も「長髪の男性キャラクター」が大好きなのですが、どう考えても蒔人兄ちゃんから始まっています。
でも保育園でマジレンジャーごっこをするときは常に麗ちゃんでした。分からん。年齢のわりにしっかり者だったからかもしれません。今になってみると、芳香ちゃんのように天真爛漫自由奔放な生き方にとても憧れます。
翼くんはとにかくかっこよくて、リアルタイムでも好きでしたが数年後のゴバスに登場した時の驚きったら!ニンニンジャーで八雲くんの先生として現れてくれたときにもひどくどきどきして、キュウレンジャーでホシ・ミナトとして登場したときにはあまりの嬉しさに初めてオープニング曲のCDを買いました。
魅くんは何と言っても、橋本さんが当時最年少レッドだったんですよね。スーツアクターは高岩さん。そんなことはもう少し成長してから知るのですが、リアルタイムでは自分に一番年の近い魅くんが上手くできないことにも立ち向かっていく姿がかっこいい~!と思っていました。
ヒカル先生は今も昔も大人の魅力ですよね。登場の仕方にインパクトがありすぎて……笑 展開にもびっくりしたけど、みんなのまとめ役としてもすごく好きなんですよ。
マジレンジャーといえば、絶対に忘れられない話が一つ。
リアルタイムで、ちょうど保育園の年長から小学校にあがる頃でした。
小学校から「絵本バッグを作ってください」と言われ(絵本バッグはよく分かりませんが普通の手提げですね)母と生地を選びに行ったんです。その中で私の目をひときわ引いたのがマジレンジャーの生地でした。メインカラーは忘れたけど、戦士たちのマスクの柄がランダムにプリントされている感じで。
当時マジレンに陶酔していた私は「ママ、あれがいい!」とマジレンジャーを指差します。母は「でも6年間使うんだよ、男の子の柄よりこっちがいいでしょ」とふたりはプリキュアマックスハートの生地をさします。結果私は、母を説得できるわけでもなく、プリキュアの生地で作ってもらった絵本バッグを6年間使ったわけですが……
6年生になるころには「12歳になったら戦隊もプリキュアもおんなじくらい恥ずかしくない?」という考えだったので、やっぱりあのときマジレンジャーの生地でバッグを作ってほしかった。母の気持ちや心配も、分かるんですけどね。
今も私は特撮オタクです。
正確に言えばマジレンジャーの放送終了後燃え尽きて、ボウケンジャーは見ず、中学生になってからとあることをきっかけにまた特撮にハマりました。
ある意味、私の中でスーパー戦隊は?と聞かれたら、やっぱり一番最初にマジレンジャーが出てくる。それくらい思い出深い作品です。
この15年。7歳だった私は22歳になりました。
キャストのみなさんも30歳をとっくに超えた、お兄さんお姉さんです。
それでも6人は、あの時の6人のままでした。
何より、俳優という職を辞められた市川さんや甲斐さんが、マジレンジャーをきっかけにまた表舞台に立ってくださったことが、もう、奇跡なのだと思って。
15年前にかけられた封印も、ふとしたことで解かれるのだと思うと、私はやはりずっとずっと魔法戦隊マジレンジャーという作品を愛していけるのです。
あの時はマージフォンを買ってもらえなくて、自分でチラシを束にして切って作ったりしたんですよね笑 そんなことを鮮明に思い出せるくらい、本当に本当に大好きなんです。
きっと同じ気持ちの人が沢山いてくれるから、封印は一度解かれた。
また何かの機会に、奇跡はおこるのだと思います。
なんだか、生きていればまた会える気がする。6人がくれた勇気は、15年間、そしてこれから先も私たちを照らしてくれるでしょう。
東映さん!!!!!!!!!!!!!
マジレンジャー20YAやりましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あと、新曲買うので配信してください。友樹さんがベース弾いてたの、かっこよすぎたね。
おわり