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女性のウソに寄り添い、指摘しないこと

今回は男性向けの投稿となるが、好きな相手であろうとなかろうと、とにかく女性に恥をかかせてはいけない。恥をかかせずに寄り添うこと、そうすると女心というものが段々分かって来る。

 40近くまで彼女のできなかった僕だが、仲良くなった女性はそこそこいた。女性たちと仲良くなると段々その人たちの素顔が見えてくる。そして、その女性がウソをついているなと気づく機会が増えてくる。

 ウソも色々あって、なるほどこれは隠しておきたいだろうな、というウソもあれば、何でここでウソをつかないといけないだろうな、というウソもある。でもウソをつくには何がしかの理由があるわけで、その背景を想像する過程がまた面白い。好きな相手ならそれをきっかけに深くその相手を知りたいという機会にもなる。行き過ぎるとよくないが好きな相手のことを知りたいという探究心こそ、恋愛の原動力となっているのだ。

 女性のウソを見抜けるようになったら、貴方も女性の気持ちが分かるようになってきたということだ。だがここでそれを指摘したりして、女性に恥をかかせてはいけない。もちろん貴方と相手の女性の関係に根幹にヒビが入るようなウソなら問い詰めないわけにはいかないだろうが、そうでなければ知って知らぬふりをすること、ウソに寄り添い、あえてそれを指摘しないことだ。貴方がウソをつくときにそれがばれなければ良いと思うだろう、相手がウソをつくときも同様だ。ウソをウソと知りつつそこは流して追及しないことだ。

 従来、女性がか弱く、男性が頼もしいというのが一つの男女関係の姿だった。しかし最近は女性も元気になってきており、むしろ男性の方が押されている感がある。それでも女性のウソに寄り添うことで男性は女性を守ってあげることができる。女性が男性に求める安定感でもあるのだ。ウソをついた女性に男性が説教をする場面は、理屈としては分かるのだが、あえて目を瞑って欲しいと思う。女性が男性に求めるのは理論家でも評論家でもない、自分を理解してくれる人なのだ。

女性が必死にウソをつくという姿は見方によっては美しいものだ。それを包み込むくらいの度量を男性には持って貰いたいものです。女性のウソを見抜き、寄り添い、指摘しない、包み込む。それが恋愛成就の一つの近道なのは間違いないのである。


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