大好きなパンクバンドPulleyについて
皆さんはアメリカのパンクバンド。Pulleyというバンドを知っていますか?
私はPulleyが大好きです。
このバンドに出会って28年目になりますが、先日念願のライブに行くことができてサイコーだったので紹介しようと思います!
PulleyはNOFX、No Use for a Name、Lagwagonに並ぶ、レジェンド的なパンクバンドだと思っています。
私の中ではNo Use for a Name かPulleyかというくらい大好きなバンドです。
Tony Sly(Vo)が亡くなってNo Use for a Nameは残念ながら解散してしまいましたが、
Pulleyがアルバムを出すたびに私は何故かいつもTonyを思い出します。
Pulleyの何が素晴らしいかと言うと、90年代のFat系サウンド(とは言っても初期のリリースはエピタフから)のメロディセンス。特にPulleyのサウンドは私にはとても刺さります。そして、やはりボーカルのScott Radinskyの美しい歌声です。
ボーカルのScottはTen Foot Poleというバンドのボーカルをやっていました。彼はTen Foot Poleの2ndアルバム、Rev まで歌っており、このアルバムは素晴らしい作品なのですが、その後Ten Foot Poleを脱退させられてしまいます。
私がScottの歌声を素晴らしさを知ったのは、Punk Uprisingというコンピレーションアルバムに収録されている。Ten Foot PoleのWalkin’という曲でした。それまでTen Foot Poleは名前は知っていましたが、この曲がカッコ良すぎて、Ten Foot Poleが好きになり、2ndアルバムを聞き、その後3rdアルバムが発売され、早速買ってワクワクして聴いてみると、なんと、、、ボーカルが変わっていた。。とてもショックでした。どうやらギターのDennisがボーカルを兼任しているようでした。
あのScottがいなくなった。。。
当時はインターネットも普及していなかったので、理由が分からなかったのですが。後で知ったのですが、彼はなんとメジャーリーガーでもあり、野球とパンクの両立を他のメンバーが望んでいなかったためだそうです。
もうScottの歌声は聞けないのかと途方に暮れいたころ、とある音楽雑誌の最後のページにあるレコードショップの広告に、Ten Foot Pole、Face to Face、Strung Outのメンバーによるスペシャルバンドという紹介でPulleyの1stアルバムが掲載されていました。
当時はMe First and the Gimme Gimmes(NOFX,Lagwagon,No Use for a Name, Swingin Uttersのメンバーによるカバーパンクバンド)と言った、サイドプロジェクト的なバンドがいくつかあって、サイドプロジェクトのアルバムは大体はそうそうたるメンバーで結成されているなので、買って間違い無いと思っていましたので、Pulleyの1stのEsteem Drive Engineも当然買ったのですが、そこではなんと、Scottがヴォーカルを務めていたことに驚きました。
しかもこのアルバムにはTen Foot Poleから出していたWalkin’がWok Innとして収録されてました。混乱しましたが、歌い方が若干違っていたりして、こっちのバージョンもカッコいい。どうやらこの曲はScottの曲のようですね。とにかくこの1stアルバムは一曲目のCashed inから最後まで捨て曲一切なし超名盤です。
彼らの2nd 60 Cycle Humは、その一年後97年にいつのまにかリリースされていて、当時はサイドプロジェクトの割にはリリースが早いな?と不思議に思っていましたが、Scottはベースボールと音楽の両立をPulleyでスタートさせていたのでした。この2ndアルバムも当時かなり聞いており、3曲目のHAVASUに当時の自分はかなり元気づけられました。2ndもジャケットはおとなしめではありますが、名作といってよいのではないでしょうか。
その後、1999年にはセルフタイトル、2001年Togather again for the first time 、2004年Matter, と,定期的にアルバムをリリースしています。
そろそろPulleyが聞きたいなと思った頃にリリースしてくれる! それがPulleyです!
少し間が空いて2009年にTime-Insensitive MaterialのEPが発売されるのですが、このアルバムに収録されているMandarinは名曲です。ぜひ聞いていただきたいです。
その後、だいぶ間が空き、2016年No Change in The Weather がリリースされます。
Pulleyの特徴としてどのアルバムも一曲目が最高にかっこいいのです。一曲目からPulley 節全開で来るので毎回、待ってました!コレコレ!!という気持ちにさせられるのです。
また、No Cange in The Weatherには、No Use for a NameのBlack Boxのカバーも入っており、Tony Slyの曲をScottが歌っている。聞くたびに泣けてきます。
そして2022年に最新アルバムGolden Lifeをリリースしますが、
このアルバムがまた大傑作なのです。
結成26年にして、まだこんな名作を作れるのか!と感動しました。
だからPulleyはすごい。
Pulleyも年をとり、1stからのファンも同じく年をとる。私も1stを聞いた高校生から、今はおじさんですが、それでもGolden Lifeはかっこよかった!感動してしまい、名作はアナログを買うと決めているので、アナログ盤も購入してしまいました。
そんなPulleyが先日約20年ぶりに来日を果たしました!
来日が発表された時は信じられませんでした。
実を言うと。昨年、彼らはオーストラリアへツアーに出ており。そのツアーの模様をインスタグラムでアップしていたので。日本にもぜひ来てくれというコメントをしたのですが、いいねの反応をしてくれて、もしかしたら近いうちに来てくれるんじゃないかと期待はしていたのですが、それがきっかけではもちろんないのですが、
彼らの来日が決まって、私は大興奮!もちろん、行ってきましたよ!
もう名曲の数々で。最高でした!
物販でPulleyのメッシュキャップがあれば買おうと思ったんですが、売ってなく、Tシャツも黒しかなかったので買おうか迷ったのですが。
20年に一度しか来ないこのバンドもTシャツを今買わなかったら二度と買えないかもしれない思い、買ってしまいました。
また、12インチアナログも何枚か販売しており、ずっと探していた2ndアルバムがあったので、ライブ終了後にゲットしました!!
物販の方が今回Pulleyを日本に呼んで来てくれたレコードレーベルの方だったので、「Pulleyを呼んでくれてありがとうございます!最高でした!」と感謝の気持ちを伝えました。
念願のPulleyのライブを見ることができてほんとに最高でした!!
Pulley is one of the GOAT punk band for me!!
Thank you so much for visiting Japan!!
これからPunkを聞いてみようという方がいたら、私はPulleyをお勧めします!