2022年試験で必ず出題される「気道可逆性試験、気道過敏性試験」についてまとめました(^^♪
○三学会合同呼吸療法認定士試験の9割は公式テキストから出題されます。
○気管支喘息の気道可逆性試験、気道過敏性試験は、毎年必ず試験に出題されます。
○気道可逆性試験、気道過敏性試験を、公式テキストから分かりやすく簡潔に引用、まとめました(^^)
気管支喘息の診断は、「気道可逆性試験」→「気道過敏性試験」の順に実施する。
気道可逆性試験とは・・・
気管支喘息を疑う場合に行われる検査である。
気管支喘息が疑われる場合に行われる検査 気管支拡張剤(β刺激薬)の吸入を行い、前後の一秒量を用いて改善率を計算する。
式にすると下記の通り
改善率=(負荷後1秒量ー負荷前1秒量)/負荷前1秒量×100
①気道可逆性試験前に吸入ステロイド薬は12時間以上休薬する。
②改善率が12%以上かつ一秒量が200ml改善した場合、可逆性であり『気管支喘息』と判断する。
③サルブタモールなどのβ2刺激薬吸入を使用→そのため検査前にはβ2刺激薬を休止する。
気道過敏性試験とは・・・
気管支喘息の診断や重症度の判定に行われる検査である。
気道過敏性試験は標準法(段階法)とアストグラフ法の2種類がある。
標準法は・・・測定した1秒量と比べ20%以上低下すれば陽性
アセチルコリン(メサコリン)などの気管支収縮薬を段階
的に濃度を上げて行く
アストグラフ法は・・・呼吸抵抗は気道過敏性の検出に利用される。
これからも、出題される可能性の高い部分を公式テキストから引用、まとめた内容を少しずつ記事にしていきます(^^♪。同試験の受験を考えている方は、読んでい頂き、少しでも合格する為の一助となれば幸いです。