2025年、マシンガンズ始め。
静岡は遠い。
時間もお金も、そこそこかかる。キャベツ900円超が話題になるこの世の中に、1時間弱のイベント見るだけに一万円以上かけるのはマトモな家計管理してたら、ナシだ。
なーんて、思ってたんですよ。前日までは。でもだめだ、「行って帰って来れる!」って、解がでたらあとは実行してたわー。というわけで、2025年1月11日、ひと月空けずにマシンガンズを見に行った記録を以下に記していくゥ。
SNS、ことに旧Twitterは、同好の士の存在をリアルに感じられるという点で最強のツールである。見知らぬ土地で見知らぬ他人しかいないはずの会場でも不安がなくなる。毎度、フォローさせていただいている方々に不躾にもお声がけしてしまって恐縮している一方で、毎日の感謝をお伝えできてホッとしている自分もいる。
さて、14時00分。イベントが始まる。
マシンガンズのお二人が出てきて思わずスマホのカメラを向ける。暫くののち、西堀さんの「今日、浮腫んでるから……」の、一言で我に返る。
「あ、コレ写真NGだったか!」
いやそりゃそうだステージやないか。しかし、すかさず滝沢さんから「特別にオッケーとします!」のお声をいただき、安堵する。っていうか、先の西堀さんの一言、スゴイな。そうか、撮って良いって言われてないもんなってすぐ思い直してしまった。どちらにしても、取り乱しました。ごめんなさい。
懸命な遅延行為を織り交ぜつつ、イベントは軽快にすすむ。トークの内容は漫才のネタを試している感じもあったので差し控えますが、本ネタに入る前のゆる~い感じで営業ネタをやるの、よかった。拡声器のくだりはホント大好きだ。
しかしながら、マシンガンズさんは「ウケてる」のハードルがメチャ高い。舞台上からは手前の100席弱のパイプ椅子よりも会場の向こうの入り口まで見えるだろうから、ちょっと密度が疎に感じられたのかもしれない。あと、写真撮ろうとすると舞台に集中できないんだよね。反省。ちなみに、自分の隣席にいた小学生くらいの男児さん、始終舞台上のマシンガンズにくぎづけでしたよ。
大盛りあがりのじゃんけん大会とマクメン体験ののち、後半は「ものがたりを着るお店choosy」たてやまみやこさんが登壇。
テーマはファッションロス。オシャレな西堀さんのファッションについての考えかたも聞けてよかった。たてやまみやこさんのお話は時折Voicyでも伺っている。今回、実際にお会いしてブースにもお邪魔することができた。ファッションロスは大量消費が基本の現代の市場システムの結果である以上、消費者レベルではやり切れない大きな課題であることは間違いない。
最後は、
♻️「ザセカンドの、目標順位は?」
💡「………優勝!」
((おおー!っ、拍手。))
💡「…………できるかよおぉ」
♻️「言っときゃ良いんだよお!」
って、捌けられました。最高でした。
ザセカンド、まさにセカンドチャンスをつかむ大会。そういう意味では、マシンガンズは待ち続けたチャンスをキッチリものにしたのではないか。昨年「令和漫才米騒動」を立ち上げたのは、「芸人仲間に会うため」と西堀さんは仰っていたと記憶している。自らの活躍を、芸人仲間の活動に、大げさに言えば彼らの持つ文化の振興という結果につなげたと言えるのではないか。
そもそも、年数制限(卒業)がないザセカンドは、M-1みたいに1番を決めることに重きを置くよりも、決勝の8組の煌めきに惹かれる人が少しでも増える大会にしたほうが良いんじゃないかしらん。できれば予選も有料配信して32組からは番組にしてほしいくらい。
話が逸れた。コレだけは言わせて。
営業のマシンガンズ、楽しすぎる。
だって、舞台上の一生懸命なお二人がずっとニコニコたのしそうなんだもん。フザケてて足攣ってた西堀さん、お大事にー。