オリジナル曲「やっぱりいえない!」アップ。ozoneとか使った話
前に作った曲の2mixからマスターを作り直して再アップしてみました。
2年前に作ったものなのですが、すでに今のPC環境でいくつか再現できないプラグインがありまして。当時のオケ2mixとボーカル(ミクさん)のテイクがあったのでそこから作業し直してみました。ちょうど、歌ってみたのmixみたいですね。やったことないけど。
今回、ozone10を主に使いました。あ、ここから先はozone10使ってる方しかわからない話題です…💦
まず、Audiolensでリファレンス曲をパク…読み込んで、ozoneで適応しました。この時点で既に、ざっくりとした方向は出来上がってる感じです。(ここからの作業が完成に近そうで遠い)
スタビライザーとインパクト、とてもいいですね。スタビライザーで強きをくじいて弱きを助け、インパクトは帯域ごとのトランジェント調整ですね。
しかし、EQは今回はあんまりリファレンス曲っぽくならなかったので、結局は自分で調整しました。帯域毎に鳴りをリファレンスと比較しながら手作業。
ozone10のAIを使うとマスターが楽々、みたいなイメージですが、結局はリファレンス曲と比較しながらじっくりと詰めていく作業となり、それほど楽ではなかったです。ただ、自分の曲で足りない成分が何か、と言うことが各種設定を見ているとわかってくる(気がする)ので、勉強になりました。
なお、ボーカルとオケのバランス調整にneutron4のunmaskを使いました。歌の輪郭が浮き出てくる感じ。ほんとはバンドっぽい曲には合わなかったかもしれないけれど、試しに使ってみました。かなり効きが強いので、すごくうすめて。
で、結局仕上がりを聴くと元々のとそれほど変わりはないような…自分としては結構良くなったと思っていますが、客観的には劇的に良くなった!…というレベルでは変わってないと思います。
こうして、ミックスとかマスター以前に、やっぱり曲の内容の方でしっかりがんばって参りましょう、という気持ちになるのでした。