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親との関係は相性だと思う…

四人の子の母をしている私は実は自分も四人姉兄妹の末っ子です。一番上の姉とは20、歳が離れているので母娘みたい(*´艸`)

流産、早産体質だった母は死産も経験していて、4人の子供の年齢は6歳から7歳離れているので、きょうだいという感覚で育ったのはすぐ上の兄だけかもしれません。

既に他界している父はいわゆる昭和の頑固おやじ…気に入らない事があるとちゃぶ台をひっくり返すという所までは行きませんが、今は死語と感じる家長という言葉を背負っているような人でした(*´艸`)

父と母は小学校の同級生、父は母を好きで仕方ない…という事が理解できるようになってから、父への見方は変わったように思います。

母は若い時に親の反対を押し切って結婚して、姉を産みましたが相手が結核で亡くなり実家に戻りました。私の祖母は子どもへの愛情より自分というタイプの人で、当時は母は肩身の狭い思いをしていたそうです。

そんな母の元に通い続け口説き落とし再婚したのが父です(*´艸`) 私たちは姉だけ父親が違うなんて全く感じずに育ちました。その位、父は姉を頼りにして、可愛がっていました。

それでも、父の愛が姉に届くことはなかったのか、姉は父と同じくらいの年齢の裕福な人の元へ後妻に入り、何かにつけて自分の嫁ぎ先と実家を比較しては、父や母に対する侮蔑の言葉を口にします。

それは父が亡くなるまで変わりませんでした。父の耳に入れる事はありませんでしたが、生き方は不器用だけど愛情深い父がかわいそうだなと感じる事も多かったです。

我が家は貧しかったと思います。父は生き方が下手で、曲がった事が大嫌い…間違っていると思うと上司とも喧嘩してしまうタイプで、仕事を変わる事も多かったです。私自身、中学の時の部活は楽器を購入できないので吹奏楽を諦めて合唱部に入ったくらいです(*´艸`)

でも、私は我慢してきた事より、苦しい生活の中で両親がしてくれたことを幸せに思ったり嬉しく思って成長したのですが、姉は今でも恨みごとを言います。

この事が私の今の子供たちとの関係に大きく影響しています。自分がたくさん愛情をそそいだつもりでいても、受け取る側がそう受け止めてくれなかったら、愛として成り立たないのが親子なのだと…

姉は甥っ子たちが小さい頃、心配するくらいヒステリックに叩いて叱っていたことがあります。当時、若かった私は良く甥っ子たちを預かって姉をひとりにしてあげるようにしました。甥っ子たちはとても可愛くて私は自分が末っ子だったこともあり小さい子のお世話が大好きでした。

姉は良くそういう時も、「自分が母に手をあげられて育ったから、自分もそうしてしまうんだ」と言ってました。母の厳しさは良くわかります。私なんて姉よりも生意気でくちごたえしたので尚更です(*´艸`)

でも、私にとってはそんな暗い記憶ではないのです。自分は良く怒られたよなって感じで…叩かれても親が古いとか間違ってるとかくちごたえガンガンしてたので…(;'∀')

今、自分自身が4人の子の母になってみると、子供たちはみんな性格が違います。良いところも悪いところも、得意なこと、苦手なこと、みんなそれぞれなんです。私も感情的に叱ってしまう事も多いし、伝わらなさに泣いちゃう事もありましたが、親の愛情をくみ取れた自分と受け止められなかった姉の事…思い出しながら子供たちに接しています。

それが正しいのかわかりませんが、現在、高校生になった長女にはそんな自分の想いを伝える事が増えました。いちばん上の子というのは人の目を気にするところがあると感じています。

下の子が生まれて、良い子でいなければっていう思いもあったのかな?と…

自分のやりたいように自由に過ごす次女、三女に比べて他人の評価も気になる長女…時々、自分らしく進みなさいと声をかけるようにしています。人の評価じゃなく、自分の思うように進むことで自分が満足できれば頑張れるんだよって…人の評価は一定じゃない…人に認めてもらえないと落ち込んでいたら幸せではないから…

姉の態度を自分が父の娘じゃないから…って思ったときもあったのですが、今はそればかりではないって思っています。親子にも相性はあるんだなぁって…その事を知って子育てできる事は良かったかもしれません。

記事への共感…ありがとうございます(*´∀`*)ポッ お気持ちに心から感謝いたします♪