見出し画像

【必見!全文公開有料記事!】本日の「とくダネ!」で小倉さんが苛立ちを露わにしたシンプルな理由

 平成29年10月現在、65歳以上人口は3515万2千人,割合は27.7%ということで、一先ずこの数字を踏まえた上でこのあとの文面を読み進めていただきたい。

 結論から言うと、「新しい生活様式」とは、【今後の備え】を具体的に踏まえた上で、これまでの生活様式のうち改めるべきところを改めていきましょうね?という意味のフレーズ。腹を立てることではない。確かに、説明不足が招いたことだとも言えなくもないが、まぁ落ち着いて。

 有事の際、誰もが同じ境遇に追いやられるわけではない。無論、全国的に緊急事態宣言の対象地域に指定されている昨今、巷ではどんな状況に追い込まれているのかは言わずもがな、非常に苦痛を強いられている。

 そもそも、なぜ「新しい生活様式」への移行が必要だという声が挙がるようになったのかを考えてみると、今回のようなウィルス感染拡大は、地震が起こる不定期の自然災害同様に、【今回だけの問題ではないという認識が必要】であり、ウィルスが変異したり、新たなウィルスへの対策を迫られる事態というのは、【今後いつ再び降りかかってきてもおかしくないという認識が必要】なんだよ、というシンプルな理由があるため。

 全ての生物の中で唯一「人類だけが改善活動を行うことができる」という当たり前の概念は、誰一人として否定することはできない。例えば、法律が新規で追加されたり改定・改正されたりするのはいつだろうか。これも言わずもがな「事が起きた後」だ。

 人間は、事が起きた後でないと、不定期の次回、同じ事態が起きた時に的確に迅速に対処できるように「対策案」を講じ、最も理に適っていると判断された場合に「多数決制」で決められる。この、多数決制で物事を決める在り方自体が、決定までの判断を遅らせる要因になっているため、日本のように「他者にお伺いを立てて賛否両論を誘発する手法」はとてもスピードが遅い。

 独裁政権ではない国家であるということが、決定までのスピードが遅くなる最大の要因にカウントされているため、重要な議論の他に、的外れでどうでもいい議論も多く飛び交ってしまうため、理に適った案を出してくれている人たちの意見が国民に届きにくくなってしまっているのが現状。つまり、ノイズが圧倒的に多いために、これに紛れて失言があちこちで発射されてしまうことにも繋がっている。メディアが一番しっかりと、冷静に事実を報じられなくなってしまっているのも、国民性が顕著に表れてしまっていると海外からは低評価を受けている。

 こんな状況下で、国民が政府の言葉に対するコンセンサスをハイレベルに保てるわけがなく、だからこそ不平不満ばかりが批判という形でぶつけ続けられている始末。間違いなく、お隣の韓国政府からは鼻先で笑われていることだろうと思う。これを恥ずべきことだとは言わないけれども、国家のイメージを悪化させないくらいにはまとめ上げてもらいたい、というのが一部の国民の要望であることもまた事実。

 やっぱり「大衆は常に間違っている」という言葉が思い返される。新しい文化や新しいツールや機能に対する順応性が低いのは、過去の執着し、変化を嫌う修正があるからではないのか、と思われても仕方がない。とくダネ!で小倉さんが苛立ちを露わにしたのは、「新しい生活様式」という言葉の意味が【高齢者にとっては理解するに至らない表現】だったからであって、単純に説明不足ということもあるし、中身の詰まっていない抽象的な言葉としか伝わっていないために、「じゃあどうすりゃいいの?」という怒りに触れるに至ったのだとわかる。

 確かに、あと10年前後で人生を終えるかもしれない人たちに対して、生活の在り方を変えましょうねーなんて言ったところで「お先が長くないからオレたちには関係ない。」としか思われないだろう。だからこそ、「伝わるように」伝える責務が報道番組のMCやコメンテーターにはあるはずなのに、番組当事者である小倉さんが怒りを露わにしてしまったことで、今日だけでも批判が殺到している。「そんなことしか言えないなら番組を終わらせろ」と。

 先のことが具体的に考えられなくなったことを、誰かのせいにしているうちは、関連情報の質が上がることに期待はできないし、何が間違いで何が正しいのかという両極端な仕分けをするような思考しかできないうちは、「間を取るならどんな方法があるか」をいろんな境遇に置かれている人たちの視点から考え続けることなど到底不可能だろう。

 こういう時は、混乱を悪化させないためにも、段階的に物事を進めていくのがセオリーだろうけれども、緊急事態宣言の期間については明らかにミスリード。始めから3カ月くらい捨てるつもりで緊急事態宣言が発令された初月に一カ月かけて議論を深めていけば、会見でゴモることもなかったのではないかな。

 とまぁ、過ぎたことを言っても仕方がないわけで、こういう時は、リアルタイムで適切と思われる発言と、これからの社会の変化を的確に捉えている方々の言葉に意識を向けていくことが一番大事。でも、それだけでは不足で、「自分で考えること」が同じく大事。誰かが言うことやることに文句言ったり批判したり罵詈雑言を浴びせたりするのは誰にだってできるけれども、どんな言葉に対しても自分の思考を回転させて言語化する力があれば、それだけでストレスもマイナス感情も軽減もしくはゼロ化できる。

 不安とか恐怖とかは、実際にその場に立った時に好きなだけ感じればいい。こういう言い方をすると、「お前に何がわかるんだ!」「じゃあお前やってみろ!」なんて言うけれども、経験してないことは語れないし、それは無責任ってものだ。だから事実に関する情報を知ろうとしているんだよ。それすらしていない人間ほどピィーピィー喚くんじゃないだろうか?!

 堀江貴文さんとか西野亮廣さんとかの言葉を聴いているほうがよっぽど勉強になる。せっかくスマホを持っていて無料でサイトや動画で情報収集できるのに、そもそもスマホだけではなくあらゆるツールを最大限に活かすことができていないのは、誰のせいでもなく自分のせい。情報の前に手元にあるツールを上手に使えるようになってから批判すればいい。このご時世に知らぬ存ぜぬでただ一部の人間の発言に対してイライラしたりムカついたりするのって、時間がもったいないでしょう。

 外出自粛期間で、時間的価値に格差が生まれれば、当然情報格差も起きているだろうし、収入格差もリアルタイムで開きつつあるよね。「家にいてヒマしてる人に未来はない」って箕輪編集室の箕輪さんが言ってる。まさにそうだなって思う。頭の良い人たちとか、未来志向の人たち、情報に精通している人たちの言葉にだけ意識を向けて、自分でも考えてみること、今はそれくらい最低限のこととしてできることでしょう。もっと言うなら、発信活動を毎日やればいい。

 オンラインで意見をガンガンぶつけ合ってる人たちは、気後れすることはきっとないと思う。不毛な議論でなければ、どんどんやればいい。

 生活水準がコロナ前とコロナ後で変わっていない人は、下げること。贅沢してたなぁって感じている人、この2か月ほどで普段より財布やスマホにお金が残ってると感じている人、いると思うけれども、油断大敵、だよ。借金なんて以ての外。支払い猶予に期待するんじゃなくて、今のうちに余剰分を確保しておくこと。

 ボクなんかは贅沢っていったらタバコと、気分次第で動画を観ながらビール缶1本飲む日があるくらい。かなりエコだ。車もないし、部屋代安いし。そのほか一切贅沢はない。ずっと家にいるから、朝・昼なしで夜だけちゃんと食べるだけでいい。ドカ食いではなく、普通に一食分。これ、若さを保つ秘訣、だとボクは思っているからね。体内酸化を抑えるために、朝・昼は水分のみ。あとは、納豆を必ず食べる。

 タバコを吸っているから健康的とは言えないけれども、時間的価値で言えば、起きている間はずっとパソコン作業しているからね。もちろん、動画を流しっぱなしで。ストレスなんか全然ない。オフラインの人間関係も一切ないから。たまに親や兄弟と連絡取るくらい。実際いると思うけどね、案外今の状況悪くないなぁって思ってる人。

 これがさ、新しい生活様式を模索するヒントになっているんだよね、間違いなく。テレワークに関して言えば、向き不向きはあるけれども、家にいられるだけ有難いだろう(笑)何を贅沢を言っているんだ。作業効率の良い人は、前半の数時間で片づけて、後はのんびりしてると思うけどね(笑)

 どんな状況下でも楽しむことができる雑食、カラスみたいな人が一番メンタル強いかもしれないね?イライラしても良いことはないこともよく知っていると思うし、ゲームばっかりやっている人は飽きに苦しむことになるってことも知っていると思う。

 やることがないとか、好きなことがないとか、やりたいことがないとかブツブツ文句垂れてると、鬱になるから、なんでもいいから何かやったほうがいい。できれば、楽しいと思えることをね。

 では、これで「新しい生活様式」についての解説とする。ご意見・ご感想、お待ちしておりまーす!

ここから先は

0字

¥ 600

いただいたサポートは、今後のnoteライフ向上のために活用させていただきます!