◆社会で起こる奇妙な悪さは何者かの意図によって起きている
やたらとバカッターが炎上する騒ぎが起こっている、それには本質的な理由が存在している。
回転寿司店での炎上動画、これは「企業を標的とした作為的株価操作」を意図したものであり、これに乗じ、株価が下がることを事前に想定し、空売りを仕込んだ上で起きている。
バカッターの配信者はおそらく、株価を悪質に操作しようとする何者かの指示により雇われた、所謂闇バイトの類であり、不当に利益を得ようとするインサイダー取引のために雇われている。
これまで数々のバカッター動画炎上騒動が起きてきたが、中でも飲食業、小売り業はそのターゲットにされやすい業種と言える。記憶として思い出す騒ぎで言うと、陳列されている食品に爪楊枝を差し込んだり、虫を混入させたり、穴を開けたりする行為。意味なくこんなことをする人はいない。
運営会社や販売店が悪いわけではないのに、その店で売られている食品に対する安全性が損なわれていることがバカッターによって拡散されることで、言われのない批判を浴びることもあり、それだけでは済まず、売り上げにダイレクトにダメージを被ることになるため、普通は誰もそんなことはしないし、考えもしない。むしろ、何かしらの意図があると思って間違いはない。
社会に存在するあらゆる仕組み、制度、資格、ツール、技術、その他諸々は、人々の生活を便利にするために生まれたものがほとんどだろうと思うが、どんなに素晴らしいものであっても、それらを悪用する者たちも同時に生み出している。
人間が中途半端な知識を知り得ると、たとえ人々の苦しい生活を補助するために施行された給付金制度なんかも、私文書偽装により不正に受給しようとする人たちが必ず現れる。
景気が良ければ起きないであろう事件が、ここ最近増加しているようにも見て取れる。無論、悪行を考え、指示し、働く者が悪いことは言うまでもないが、そういう悪を生み出し続けているのは国だったり社会だったりすることも否定はできない。だから厄介この上ないのだろう。
バカッターはただのバカッターではなく、闇に雇われたバイト。誰もタダでそんな社会的リスクを犯そうなどとは思わないだろう。見返りがあるからやるのだろうけれども、果たしてそれは等価交換なのだろうか。目先の利益のために人生を棒に振る愚かさに知ってか知らずか、そのような選択をしてしまうほうもそういう人たちを募るほうも救いようがない。
おそらく、道徳や倫理云々の問題ではないんだろうな。悪いとわかっていてなお罪を犯すのだから。これからもっと治安は悪化するんだろうね。