~本質を見抜く思考~
皆さんっ!!どーもどーも、お久しぶり、にゃむでっす♬ (・∀・)あはっ♬ いやー、先月末まで文章!文章!文章!と必死にコンテスト応募してきたためスタミナ切れしてましてね、ふと思いつき、投稿ジャンルを一つ増やして「ねこさまのきもち」を考案したというわけです♬ どうですかね、お楽しみいただけていますかね?(笑)
一見逃げのように映ってしまうかもしれませんが、そうではありません。 文章というのは、書ける時と書けない時とがあります。 書けない時にムリして書く文章というのは、思考が無理をしているため、表現も発想もチープになりがち。 そういう時は思い切って書くのをストップして、別のことをするってのがベターな手段だとボクは思っていますので、根詰めて「毎日文章作成!!」なんてことはしません♬ ま、それも個人のスタンスの問題ですから自由ですが、何事もムリをしては長続きはしませんのでね、続けるにはどうしたらいいかを一番大切にしたいというのがボクのスタンス。
さて、今回は【二重の規則性】をテーマに書いていこうと思う。 人間、規則性のあるものが好きだよね? サイズ色が交互に配列されて一定の連続性を持たせると、それが例えどんな色や形のものであっても、すべてが「柄」へと変わる。 単体だとそうはならない。 ボクがこれについて考えさせられるようになったのは、幼少期にボケーっと寝っ転がって天井を眺めていた時のこと。 無造作に描かれたような模様に見えても、ところどころに同じ形があることに気付く。 天井だけではない。 壁紙やカーテンも、大抵はいくつかの模様が連続して印字されていることがわかる。 規則性のあるデザインとは響きはカッコいいし難しいようなニュアンスがあるが、それほど難しくはないのだなと今は思う。 むしろ、自由度が高く、思いのままに描くことができるのが特徴の一つと言えるかもしれない。
しかし、ボクが文章を書く時というのは、掲げたテーマを別の視点から捉えて表現をすることを好むので、今回は柄のデザインに関する規則性を語りたいわけではないのである。 それに、そういう分野に関しては専門学校に行ったわけではないし特に独学で勉強したわけでもないため、ほとんど無知である(笑) 今回のテーマの「二重の」というところがポイントである。 もし興味がある方はこのあとも引き続き読み進めて頂きたい。
◎物事の本質が見えにくいのはなぜか
人間は、一見無駄とも思えることもやらなければならないことがある。 もちろん、プライベートにおいては「役に立たない+嫌いなこと」はする必要がないし、自由に選択できる。 しかし、事、仕事においてはそうはいかないのが現実である。 会社組織というのは、各部署や係においてそれぞれ規則やルールといったものがあり、ほとんどの人たちはずっと前から決まっているそういう決まり事に従って仕事をしているし、それを守らなければ咎められることになる。 たとえそれが「役に立たない+嫌いなこと」だと感じるものであってもだ。 そこに自由度はないと言っても過言ではない。
だからこそ、多くの人たちは、元々存在している規則やルールに対して疑問を抱いたとしても、直接的にその疑問を解決したり、また別の規則やルールに変更するための提案をしようとしない。 それもそのはず、今まで同じルールでみんながみんな従ってきたことなのに、一人の意見で変えられるほど、組織の決まり事というのは融通が効くものではないからだ。 意見が発信されることがなければ、検証するに至ることはなく、これまで通り変化は得られない。
しかし、会社組織に限らず、社会全体が一斉に新しいルールを欲する瞬間がある。 国の法律は、必要に応じて都度改正されてきた。 法改正や規則改定が成される時というのは、必ず誰かが被害に遭っていたり、社会的に問題の規模が大きいと判断されたりした時だ。
最近ニュースになった「5歳女児虐待死事件」。 これは、実の母親とその交際相手(33)により起こったもの。 実に痛ましい事件である。 ここで共同通信の記事より抜粋したものを紹介する。
全国の警察が摘発した今年1~6月の虐待事件で、死亡した18歳未満の子供は27人に上り、このうち半数以上の15人が0歳児だったことが30日、警察庁のまとめで分かった。死亡事件で摘発された保護者らは27人。母親がわが子を手にかけたケースが多く、育児ノイローゼなどで精神的に追い詰められた姿がうかがえる。
警察庁によると、子供を殴ったり、蹴ったりする「身体的虐待」の摘発者数は、死亡に至った事件も含め全体で計423人。これを子供との関係で見た場合、実父や養継父、母親の内縁の男らが305人で、実母や養継母、父親の内縁の女らの118人を大きく上回った。
しかし、死亡事件の摘発者27人については、実母が18人で、3人に2人を占めた。ほかは実父が5人、内縁の男が4人で、身体的虐待における摘発者全体とは異なる傾向が浮かんだ。
死亡した子供の年齢は、15人だった0歳のほかに、1歳と6歳が3人で、8歳が2人。2歳と4歳、11歳、16歳がそれぞれ1人だった。
虐待で死亡した子供の人数は、40人だった2007年上半期などと比べ、ここ数年は減少している。傷害や暴行などを含めた被害全体に占める死亡者数の割合も、07年上半期の21.2%から、今年上半期は5.2%と大幅に低下している。
一方で、虐待問題への意識の高まりなどを背景に、全国の警察が虐待の疑いがあるとして児童相談所へ通告した子供は右肩上がりで、今年は初めて上半期として3万人を超えた。〔共同〕
見えているだけで今年27人の幼児が虐待によりこの世を去っているのである。 これはおそらく、氷山の一角であろうと思われる。 実母摘発の割合が大きいことから、シングルマザーになって以降の交際が虐待に繋がっているように見える。 今回の事件も、実母は現実から目を背け、保身の気持ちから交際相手に従っていたということだが、断じて許される言い訳ではない。 なぜ自分だけ助かろうとしたのか。 自分の娘を守ろうと思わなかったのか。 到底他人事とは思えず、心を痛めた人は多かったに違いない。
たった5年という生涯を、結愛ちゃんは、どんな思いで生きたのだろうか。 物心ついて間もない少女が書き遺したノートの内容から察するに、苦しみや悲しみ、そして、生きたいという思いが強く表れていたように思う。 満足に食事を与えず、痩せ細っていく娘を見てみぬフリをして、結果死に至らしめた罪は重い。 如何なる言い訳も通用しない。 5歳の女の子に地獄を見せた実母とその交際相手は、断罪されるべきであり、一生を刑務所で過ごすべき。 自分たちだけ好き放題に生きて、弱き者を死なせたのだから、当然の報い。 おそらく結愛ちゃんは、生きたいと声に出すことすら許されなかったのかもしれない。 辛かっただろうに。 ノートに書き遺したその行動は、常に死と向き合っていたに違いない。
社会は結愛ちゃんの最期の叫びを無駄にしてはいけない。 今年上半期だけで27名が虐待死しているという現実を見てみぬフリをしてはいけない。 15年間で1175人。 異常としか言えない。 育てられないなら産むんじゃない。 やっぱりダメだったでなぜ殺せるんだ? 「2007年の上半期に比べたら虐待死の数は減少している」とかいう記事を読むと腹が立つ。 統計で語れる内容か? 見えてる部分だけで何がわかるんだ? 現在も虐待を受けている子供たちのことは無視なのか? 結果だけを見て語るこういう記事にはヘドが出る。
いろんな意味で日本はマヒしてるんだろうなと思う。 虐待もDVも強姦も痴漢も強盗も、そういう行為に及ぶ人間が後を絶たないために、「またか」って毎回繰り返す。 これは一つの規則性であり、事が重大化して初めて法に影響を及ぼす。 いくつもの社会問題が同時多発的に規則性を帯びることで、本質が見えにくくなってしまう。 世代が変われば風化は免れられない。 性・出産・育児、こういうことに関しては男女ともにしっかりと教育をするべきではないだろうか。 事の発端は罪を犯した本人たちだけではない気がする。
結婚をし、子供を産み、育てること。 または離婚をして再婚し、自分の連れ子と相手との子供を持つこと。 これが子供の成長にどんな影響を及ぼすのか。 そのことを全く考えない大人が増えたから虐待で死なせてしまうんじゃないだろうか。 自分たちのことばかり考えて子供の人生を奪うなんてのは、人間のすることじゃない。
最低限の生活が守られる権利があるのは全ての国民だ。 何が常識だ。 何が当たり前だ。 何が法律だ。 小さい子供の命を守れない国民を生んだのは国の責任だ。 でも、国も万能ではない。 国や会社組織というのは、事が起きてからの対策に日々追われ、議論の結果、対策を打ち立てる。
常識とかルールとか規則とか法律なんてものを完全に信じるのはどうかと思う。 それに、統計なんか個人にとっては何の基準にもならない。 如何に自分自身がどうすべきかを深く考えられる人間こそ、人道を踏み外すことなく、かつ、弱き者のために生きることができるのではないだろうか。 ひとりの大人として、考えが浅はかではないか、至らないところはないか、そういうことを真剣に考えなければならない。 国や会社、人や状況のせいにするような考え方では、いつ取り返しのつかないことになっても誰も助けてはくれない。 本当の意味での自立とは、規則性が幾重にも重なっているその先に見える本質ではないだろうか。 どうすべきかは自身で判断する、それが大人なのだとボクは思う。
※今回はここまで♬ 久々の文章作成でしたが、この件に関しては書かずにはいられなかった。 少なくともこれを読んだ全ての人たちが、自身の在り方を真剣に考えられる人であることを切に願う。 ご意見やご感想などは、当noteコメント欄かTwitterのDMにてどしどしどしお待ちしております(・∀・) 待ってるにゃむよ?♬
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